キツツキはいない 作品情報
きつつきはいない
お使いで買った豆が爆弾だと空想して、急いでママの台所に飛び込む坊や。コツコツいう物音にキツツキを連想したが、それは洗濯物を叩く音で、オーストラリアにはキツツキはいないんだわ、と気づく婦人。口をきいたことのない隣人に挨拶されたと思って愛想笑いしたが、誤解と知ってバツの悪い思いをする男。とりとめのないない人々の生活が続く。
「キツツキはいない」の解説
『ジェーン・カンピオン短編特集』として公開された中の一編。カンピオン、オーストラリア・フィルム&テレビ・スクールの学生時代の作品。何げない日常の一瞬のぼんやりした時間に、誰にも訪れるような、ちょっと間抜けな失敗やふと浮かんでは消える奇妙な空想の、ごく短い幾つものエピソードの積み重ねることによってユーモラスな世界を描き出す。85年シドニー映画祭最優秀短編映画賞、オーストラリア映画協会賞最優秀実験映画賞を受賞。モノクロ・16ミリ。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1991年12月14日 |
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キャスト |
監督:ジェーン・カンピオン
ジェラルド・リー
出演:デイヴィッド・ベントン アン・ベリマン |
配給 | パンドラ |
制作国 | オーストラリア(1984) |
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