北京の想い出 作品情報
ぺきんのおもいで
1920年代後半、幼い林英子(沈潔)は父母や弟や乳母の宋媽(鄭振瑤)と北京にやって来た。一家はインテリ・ブルジョワで広い一軒家を構えるが、英子にはひと気のない通り、物売り、子供たちの遊びなど純朴そのものの風景が目に入ってくる。ひとり住まいの不思議な狂女、仲良しになった近所の女の子とその母、草むらに潜む泥棒、乳母の宋媽の人生、左翼学生を援助しながら病に倒れた父など五つのできごとを英子は目にしていった。やがて50年の歳月とともに、一人また一人と彼女の前から去っていく。
「北京の想い出」の解説
少女時代を北京で過ごしその後台湾に渡った台湾現代女流作家、林海音の小説『城南旧事』を映画化したもので、少女の目を通した戦前の北京賛歌。挿入曲としてアメリカの曲『旅愁』(中国名『送別』)が使われている。国内映画祭の金鶏賞監督賞・音楽賞、マニラ国際映画祭のグランプリを受賞。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1983年11月16日 |
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キャスト |
監督:ウー・イーコン
原作:リン・ハイイン 出演:シェン・チエ チェン・チェンヤオ |
配給 | 東光徳間 |
制作国 | 中国(1982) |
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