ナイト・オブ・ペンシルズ 作品情報

ないとおぶぺんしるず

75年、ブエノスアイレス近郊ラプラタの町。高校生たちは学割定期券の発行を求めた抗議行動のデモに勝った喜びに湧いていた。そんな中で、学生運動の良きリーダー同志としてパブロ(アレホ・ガルシア・ピントス)とクラウディア(ヴィタ・エスカルド)は密かな愛を育んでいた。しかしそんな幸せも、クーデターによるアルゼンチン全体が軍政委員会の管轄下に置かれたことで、突然暗い影を落としてゆく。あちこちで学生たちが突如として行方不明となり、やがてクラウディアに尾行がつき始めた。そしてある夜、彼女を始めとする6人が何者かによって連れ去られた。危険を感じ身を隠していたパブロもついに発見され、目隠しをされたまま蓮れ去られ、すさまじい拷問に耐えるのだった。やがてパブロは、獄中でクラウディアたち仲間と再会する。ある日パブロひとりだけが釈放された。そして軍事政権が打倒された現在も、他の仲間たちは行方不明である。

「ナイト・オブ・ペンシルズ」の解説

軍事政権によって弾圧を加えられた学生たちの姿を実話を基に描くドラマ。マリア・セオアネとエクトル・ルイス・ニュネスの原案を基に、監督・脚本はエクトル・オリヴェラ、共同脚本はダニエル・コン、撮影はレオナルド・ロドリゲス・ソリス、音楽はホセ・ルイス・カスチネイラ・デ・ディオスが担当。出演はアレホ・ガルシア・ピントスほか。原題は“La Noche de los Lapices”

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 1988年10月8日
キャスト 監督エクトル・オリヴェラ
出演アレホ・ガルシア・ピントス ヴィタ・エスカルド Hector Bidonde Tina Serrano Loreio Quinteros Pablo Novarro Adriana Salonia Pablo Machado Jose Monje Berbel レオナルド・スバラグリア
配給 大映
制作国 アルゼンチン(1986)

ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-09-11

チリの独裁的軍事政権下の悲劇を描いた本篇をNHKワールドニュースでふと思い出す

最終更新日:2023-09-21 16:00:01

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