ヴァージン・スピリット 作品情報

ばーじんすぴりっと

家族と共に避暑地ビアリッツでヴァカンスを過ごしている14歳のリリ(デルフィーヌ・ザントゥ)は、兄と一緒に夜遊びに出かけたある日、中年のプレイボーイ、モーリス(エチエンヌ・シコ)と出会った。彼から子供扱いされたことに腹を立てたリリは、ひとり夜の町を歩き回り、偶然出会った音楽家ボリス・ゴロヴィン(ジャン・ピエール・レオー)に不満をぶちまけたりした。深夜のディスコでモーリスと落ちあったリリは、誘われるまま彼の住むホテルに行くが、セックスへの憧れと恐れを同様にもつ彼女は、その夜モーリスを拒絶した。やがて知らぬ間に彼に恋していることを知ったリリは、モーリスを追いかけるかと思えば非難し、戻ってきては身をかわす、そんな誘惑と拒絶を繰り返していた。一方のモーリスも、リリの複雑な心の葛藤と行動に振りまわされながらも、彼女に惹かれてゆく自分に当惑と恐れを抱くようになるが、それでもリリはモーリスとどうしても結ばれることができない。傷ついた彼女は、知りあいの青年と、簡単に初めてのセックスを交わす。少しも愛していない彼とのセックスの後、リリの顔には満足気な笑顔が浮かぶのだった。

「ヴァージン・スピリット」の解説

14歳の早熟な少女の初体験に対する憧れと恐れを描く。監督・原作・脚本は本作品が日本公開第一作になるカトリ一ヌ・ブレイヤ、共同脚本はロジェ・サローク、撮影はローラン・ダイアンが担当。出演はデルフィーヌ・ザントゥ、エチエンヌ・シコほか。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 1989年8月5日
キャスト 監督カトリーヌ・ブレイヤ
原作カトリーヌ・ブレイヤ
出演デルフィーヌ・ザントゥ エチエンヌ・シコ Olivier Parniere ジャン・ピエール・レオ ベルタ・ドミンゲス・D ジャン・フランソワ・ステヴナン Diane Bellego Stephane Moquet Adrienne Bonnet
配給 俳優座シネマテン
制作国 フランス(1988)

ユーザーレビュー

レビューの投稿はまだありません。

「ヴァージン・スピリット」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。

最終更新日:2022-07-26 11:03:59

広告を非表示にするには