人間ベートーベン 作品情報
にんげんべーとーべん
ベートーベン(ドナタス・バニオニス)は、創作中は食事をしないことがあったり、仕事の邪魔をされることをきらい、家政婦まで逃げ出すしまつ。そんな彼には、カール(ハンス・トイシャー)と、ヨハン(ステファン・リゼウスキー)の弟がいて、兄の名声を利用するだけで、ベートーベンの力にはならなかった。貴族達の上にはベートーベンを保護する者もいたが、彼らとて、名声以外にない。そんなベートーベンの不滅の恋人の名はヨゼフィーネ(レナーテ・リヒター)。彼女は子供もちの人妻であり、結局2人の恋は実らなかった。そして、ベートーベンが28歳のころから、聴力がよわくなりはじめる。自然を愛し、ナポレオンを嫌い、主権在民こそ真の政治と唱え、世間より人間嫌いといわれたベートーベン。自らの信念に生き、貧しい生活の中で名曲をつくるベートーベン。1792年より35年間、彼は、後半生をウィーンですごし、ウィーンの土と化したのであった。
「人間ベートーベン」の解説
音楽史上にその名を残したベートーベンの生涯を描く伝記映画。製作はマンフレット・レンガー、監督はホルスト・ゼーマン、脚本はギュンター・クーネルト、撮影はオットー・ハーニシュが各々担当。出演はドナタス・バニオニス、ステファン・リゼウスキー、ハンス・トイシャー、レナーテ・リヒター、フレート・デルマーレなど。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1977年7月20日 |
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キャスト |
監督:ホルスト・ゼーマン
出演:ドナタス・バニオニス ステファン・リゼウスキー ハンス・トイシャー レナーテ・リヒター フレート・デルマーレ |
配給 | ニラサワフィルム |
制作国 | 東ドイツ(1976) |
上映時間 | 110分 |
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