ミラクル・ワールド ブッシュマン 作品情報

みらくるわーるどぶっしゅまん

アフリカのカラハリ砂漠。自家用機を操縦していた白人がコーラのあきびんを窓からなげた。それを拾ったのが砂漠の住人ブッシュマン。彼らは文明とは無縁な生活を営み、ひたすら自然に親しんでいた。空を飛ぶ大きな鳥から落ちてきたそのびんをめぐって、集落ではちょっとした騒ぎが持ち上がり、それを拾ったブッシュマンのカイ(ニカウ)が、結局、それを“世界のはて”に捨てることになり、彼は、家族と別れを惜しみ、長い旅に出た。一方、大都会では、女性ジャーナリストのケイト(サンドラ・プリンスルー)が失恋し、気分をまぎらすためにカラハリ砂漠の宣教所に教師として就職することになる。到着した彼女を迎えに来たのは、微生物学者のスタイン(マイケル・サイス)。彼は宣教師に頼まれてやってきたのだ。しかし、スタインは、ケイトを見るとたちまち気に入ってしまいドジばかりふむ始末。一方、旅を続けているカイは、食糧用に捕えたヤギが原因で監獄につながれるが、それをスタインたちに救われた。そのころ、近くの国では政府首脳部を襲撃するテロ事件が発生し、そのテロリストたちが逃亡して宣教所にやって来ていた。ボハ(ルー・ヴァーウェイ)をリーダーとする彼らは、ケイトと生徒たちを人質として高原地帯を進んでいた。ちょうどその場を通っていたスタインやカイらは、一案を考じ、カイが女生徒にまぎれこみ、テロリストらを眠り薬のついた針で眠らせた。奮戦の末、遂にスタインたちは勝利をおさめ、テロリストらは逮捕された。友人たちに別れを告げると、カイは使命を果たすため、“世界のはて”に向った。そして遂に数メートルの断崖に到着した。その神の国と呼ばれる崖こそ、彼らの意味する“世界のはて”で、びんを捨てるとカイは家族の待つカラハリ砂漠ヘと戻っていくのだった。

「ミラクル・ワールド ブッシュマン」の解説

南アフリカ・ボツワナ共和国の砂漠に居住する地球最古の人類と呼ばれるブッシュマンの生活を描く。製作総指揮はボート・トロスキー、製作・監督・脚本はジャミー・ユイス、撮影はバスター・レイノルズ、音楽はジョン・ボショフ、動物調教はヴィヴ・ブリストウとジャック・シールが各々担当。出演はニカウ、カボ、タニ、トマ、サンドラ・プリンスルー、マイケル・サイス、ルー・ヴァーウェイなど。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 1982年2月11日
キャスト 監督ジャミー・ユイス
出演ニカウ カボ タニ トマ サンドラ・プリンスルー マイケル・サイス ルー・ヴァーウェイ マリウス・ウェイヤーズ
配給 東宝東和
制作国 南アフリカ(1981)

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最終更新日:2022-07-26 11:03:59

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