パリ警視J 作品情報

ぱりけいしじぇい

パリ警視庁のジョルダン警視(ジャン・ポール・ベルモンド)は、“マルジナル”と呼ばれるすご腕警視だ。彼は、今、フランス最大の暗黒シンジケートの首領メカチ(ヘンリー・シルヴァ)を追っている。しかし署内では、メカチが上層部と癒着しているという噂がとんでいた。マルセイユ沖で大量の麻薬が取り引きされるという情報をキャッチしたジョルダンは、敵の高性能モーター・シップを、ヘリコプターで追い、シップに飛び移り、麻薬200キロを押収した。ヤクを全て海に投げ込んだジョルダンに、上司の叱りの声が飛ぶ。そんな声など気にすることなく、ジョルダンは、ジャンキーや売春婦などが入り乱れる危険地帯に一人乗り込んで調査を進める。そんなジョルダンにメカチの罠が迫る。ジョルダンが部屋に戻ると部下の死体があり、そこに所轄の警官たちがやって来て彼を取り押えた。ピストルはジョルダンのものが使われていたのだ。モンマルトル署に左遷された彼を、親友のロジャンスキー警視(ピエール・ヴェルニエ)が勇気づける。そんな時、売春容疑であげられた女をいたぶるシモン警視(ロジェ・デュマ)にジョルダンの日頃の怒りが爆発。女はジョルダンには、リビア・ドロレス(カルロス・ソット・マヨール)と名のり、二人は意気投合する。上部からの締めつけが厳しくなる一方、ジョルダンのメカチ逮捕への意欲も大きくなってゆく。メカチの犯罪を証明できる唯一の男フレディの行方を探り当てたジョルダンは500万フランと引き変えに、フレディから情報を取ろうとするがメカチの放った殺し屋にフレディは殺されてしまう。ジョルダンは、兄弟同然にしているフランシス(チェッキー・カリョ)から防弾ガラス付き150馬力のムスタングを手に入れる。フランシスはボクシング・ジムを経営する傍ら、スロットマシンを引き受けて荒稼ぎしており、それに目をつけたメカチが彼に手下になることを強要し、フランシスは悩んでいた。フランシスの事務所に駆けつけたジョルダンは、フランシスの死体を発見、怒りは爆発し、メカチの住む悪の巨城へと殴り込んだ。火をふくジョルダンのスーパー・ガン。遂にジョルダンはメカチの息の根を止めた。

「パリ警視J」の解説

マルジナル(ならず者)と異名を持つパリ警視庁の敏腕警視の活躍を描くアクション映画。製作はドミニク・リゴー、監督は「フリックストーリー」のジャック・ドレー。脚本はドレーとジャン・エルマン、撮影はザヴィエル・シュワルツェンベルガー、音楽はエンニオ・モリコーネが担当。出演はジャン・ポール・ベルモンド、ヘンリー・シルヴァなど。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 1985年5月25日
キャスト 監督ジャック・ドレー
出演ジャン・ポール・ベルモンド ヘンリー・シルヴァ カルロス・ソット・マヨール チェッキー・カリョ Jacques David ピエール・ヴェルニエ ロジェ・デュマ
配給 東宝東和
制作国 フランス(1984)
上映時間 102分

ユーザーレビュー

レビューの投稿はまだありません。

「パリ警視J」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。

最終更新日:2023-03-18 02:00:02

広告を非表示にするには