マンハッタン花物語 作品情報
まんはったんはなものがたり
銀行の部長職に抜擢されたリサ・ウォーカー(メアリー・スチュアート・マスターソン)は将来を嘱望される、ワーカホリック気味のビジネス・ウーマン。ただ一人の身内であった養父の訃報が届いた人生最悪の日の朝、オフィスに突然、美しい花束が届く。リサはボーイフレンドのダニー(ジョシュ・ブローリン)や親友のキム(パメラ・セガール)に聞くが、贈り主は分からない。上司から強制的に休暇を命じられ、時間を持て余した彼女は、花束に付いていたカードを頼りに花屋に探りを入れた。リサは花を配達したルイス(クリスチャン・スレイター)に再会し、もう一度贈り主の事を問いただすが、彼は身元を明かすことはできないと言う。数日後の夜更け、幼い日の思い出の夢にうなされて起きたリサは、何気なく窓の外に目をやると、そこにはルイスの姿が。翌朝、リサは彼に会うと、ルイスは花を贈ったのは自分で、実はこの花屋のオーナーでもあると白状した。夜中に散歩している時、窓辺で泣いている彼女を見かけて気になっていたと言う。彼はリサを花束の配達に誘い、屋上で丹精込めて育てた花園を見せた。リサは突然現れた理想の男性に戸惑うが、そうしているうちにも1時間毎にバラの花束がルイスから届き、部屋は花でいっぱいに。彼は昔、仕事熱心なあまり妻と疎遠になり、妻を亡くした今は後悔していると話し、同じ過ちを繰り返したくないと言う。ルイスの言葉に心動かされた彼女は、彼と共に一夜を過ごす。やがて2人は恋に落ち、夢のように甘い時を過ごす。クリスマス、ルイスは実家で家族と共に過ごそうと彼女を誘い、リサに指輪を贈る。理想が現実になろうとした時、リサの心はそれを拒み、クリスの前から去った。クリスは彼女を追い求め、真摯な愛を告げた。2人はもう一度、初めからやり直そうと抱きしめ合った。
「マンハッタン花物語」の解説
恋愛に臆病な女性と、彼女の前に現れた理想の男性の恋を、オーソドッスな語り口で描いたロマンチックなラブ・ストーリー。監督・脚本は、本作がデビューとなる戯曲家のマイケル・ゴールデンバーグ。製作は「恋愛の法則」のアラン・ミンデルとデニス・ショウのコンビ。エグゼクティヴ・プロデューサーはジョゼフ・ハートウィックとリン・ハリス。撮影は「ゴーストバスターズ」など数多くの作品に関わったアダム・キンメル、音楽は「恋愛の法則」のマイケル・コンヴァーティノ、美術も同作のスティーヴン・マッケイブ、編集はジェーン・カーソン、衣裳は「プリティ・リーグ」のシンシア・フリントが担当。主演は「ブロークン・アロー」のクリスチャン・スレイターと「ヘブンズ・プリズナー」のメアリー・スチュアート・マスターソン。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1996年7月13日 |
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キャスト |
監督:マイケル・ゴールデンバーグ
出演:クリスチャン・スレーター メアリー・スチュアート・マスターソン Pamela Segall ジョシュ・ブローリン Brian Tarantina デブラ・モンク Mary Alice |
配給 | シネセゾン=東北新社(東北新社提供) |
制作国 | アメリカ(1996) |
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