イレイザー 作品情報
いれいざー
全米屈指の防衛兵器会社、サイレックス社に勤めるリー・カレン(ヴァネッサ・ウィリアムズ)は、最新鋭のスーパー兵器EMガン、別名“レール・ガン”にまつわる陰謀を知り、証拠物件の入ったディスクを盗み出す。リーの安全確保のため、イレイザーことジョン・クルーガー(アーノルド・シュワルツネッガー)が出動したが、彼女の家を早くも敵が襲撃。クルーガーはリーを救い出すと、彼女の過去を消し、彼しか知らない場所に彼女の身柄を預けた。一方、証人保護プログラム下に置かれた証人たちが次々に殺される事件が発生。どうやら裏切り者がいるらしい。クルーガーは彼の師であるドゥゲラン(ジェームズ・カーン)と共に、湿地帯の隠れ家に保護されている証人の救出に向かうが、敵は倒したものの証人はドゥゲランの手で殺されてしまう。裏切り者はドゥゲランだったのだ。その帰路、ジェット機の中でクルーガーはドゥゲランに睡眠薬を飲まされ、危うく殺されそうになるが、地上1万メートルからパラシュートで降下、からくも脱出。クルーガーはリーと動物園で落ち合うが、追って来たドゥゲラン一味と交戦。ドゥゲランはクルーガーこそ裏切り者だとベラー局長(ジェームズ・コバーン)に主張する。危機を逃れた二人は、クルーガーが以前助けた詐欺師のジョニーC(ロバート・パストレリ)の協力でサイレックス社に潜入。リーがコンピュータを操作すると、サイレックス社と国防省次官が組んで、今夜ロシアン・マフィアのテロリストにレール・ガンを大量密売する計画が明らかに。これが実行されれば、世界の軍事バランスが狂ってしまう。クルーガーらは港に向かい、ジョニーCのいとこの港湾マフィアの力を借り、敵と激しい戦闘を繰り広げる。テロリストたちは倒されたが、ドゥゲランは生き延びた。裁判がはじまったが、ドゥゲラン一味は無罪を主張、情勢は敵に有利だった。その矢先、クルーガーとリーが乗り込んだ車が大爆破。ところがこれは作戦で、二人は無事だった。クルーガーはドゥゲラン一味の乗った車を貨物線の踏切に誘い込み、列車と衝突させて、法で裁けぬ悪人たちを“消去”した。
「イレイザー」の解説
重大事件の証人の安全を守るため、彼らの過去を消し去る特殊任務を請け負う政府特別情報局員の活躍を描くサスペンス・アクション。監督は「マスク」のチャールズ・ラッセル。本作がデビューとなるトニー・パーイヤーと、「ワイルドバンチ」「ロボコップ2」など男性活劇の名手ワロン・グリーン、TV界で活躍するマイケル・S・チャヌーチンの原案を、パーイヤーとグリーンが脚色。製作は「セブン」のアーノルド・コペルソンと妻のアン・コペルソン。エグゼクティヴ・プロデューサーはラッセルと「ダイ・ハード3」のマイケル・タッドロス。撮影は「ターミネーター2」「勇気あるもの」のアダム・グリーンバーグ、音楽は「花嫁のパパ2」のアラン・シルヴェストリ、美術は「激流」のビル・ケニー、編集は「トゥルー・ロマンス」のマイケル・トロニックがそれぞれ担当。主演は「トゥルーライズ」のアーノルド・シュワルツェネッガー。ヒロイン役と主題歌は、ポップシンガーのヴァネッサ・ウィリアムズ。共演は「ハネムーン・イン・ベガス」のジェームズ・カーン、「マーヴェリック」のジェームズ・コバーン、「天使にラブソングを2」のロバート・パストレリほか。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1996年8月3日 |
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キャスト |
監督:チャールズ・ラッセル
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー ジェームズ・カーン ヴァネッサ・ウィリアムズ ジェームズ・コバーン ロバート・パストレリ |
配給 | ワーナー・ブラザース映画 |
制作国 | アメリカ(1996) |
TV放映 |
2024年2月14日 テレビ東京 午後のロードショー |
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ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。
P.N.「Chang」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2021-01-10
この作品、シュワちゃんとV.ウィリアムスだけで宣伝してたんです。そしてガールフレンドと観に行って、始めのクレジットに“ジェームズ・カーン”の名前出て来た時、思わず「えぇっ!?」と叫んでおけつを浮かせてしまいました。だってあたき、ジェームズ・カーンの大ファンだったんだもん。一緒に行ったガールフレンドも「良かったね!」と言ってくれました。嬉しい不意打ち、て感じでした。そんな訳でポイントも高く付けちゃいます。良いでしょ、こんなことしても?