レッド・ロック 裏切りの銃弾 作品情報
れっどろっくうらぎりのじゅうだん
かつては石油採掘ブームで賑わったアメリカ中西部の町、レッド・ロック。今では人口わずか874人だけのこの小さな町に、仕事を求めてテキサス生まれのマイケル(ニコラス・ケイジ)という男がやってくる。町の酒場レッド・ロック・バーで一杯ひっかけていた彼は、地主のウェイン(J・T・ウォルシュ)から、テキサスから来るはずの殺し屋と間違えられ、ウェインの妻スザンヌ(ララ・フリン・ボイル)の殺害計画の概要を聞かされる。ことの重大さを認識しないまま、マイケルはウェインから前金の5000ドルを受け取ってしまう。それからしばらくして、命を狙われているスザンヌの方からも、夫が提示した額の2倍を払うから夫を殺してくれと持ちかけられ、マイケルはこちらのほうもためらわずに、金を受け取る。彼は町の保安官宛てに事件の真相を暴露した手紙を投函し、金だけ持ってレッド・ロックを後にする。だがその夜、マイケルは交通事故に巻き込まれ、実は保安官だったウェインの許に戻ることになる。時同じくして本当の殺し屋ライル(デニス・ホッパー)が町に姿を現した。マイケルはスザンヌと共に、ウェインの許から逃亡、ライルはウェインの依頼通りにスザンヌを殺すため追跡を開始する。追い詰められた二人は、ライルと戦い、スザンヌの銃がライルの息の根を止める。2人は列車に乗るが、スザンヌが金目当てに突然裏切り、マイケルに銃口を向けた。2人は揉み合い、スザンヌは列車から落ちてしまい、札束もすべて宙に舞ってしまう。マイケルは1人茫然と列車にゆられて去っていく。
「レッド・ロック 裏切りの銃弾」の解説
アメリカ中西部の町を舞台に殺し屋に間違えられた男と、彼が巻き起こす事件を描くサスペンス作品。監督は「もういちど殺して」のジョン・ダール。エグゼクティヴ・プロデューサーはマイケル・カーンとジェーン・マッキャン。製作は「ツイン・ピークス ローラ・パーマー最後の七日間」「ワイルド・アット・ハート」等を製作したプロパガンダ・フィルムズのヤニ・シグヴァットソンとスティーヴ・ゴリン。脚本はジョン・ダールとリック・ダール。撮影は「続・蘭の女」のマーク・レショフスキ。音楽はウィリアム・オルヴィス。美術はロバート・ピアーソン。編集はスコット・チェスナット。衣装デザインはテリー・ドレスバックがそれぞれ担当。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1993年10月30日 |
---|---|
キャスト |
監督:ジョン・ダール
出演:ニコラス・ケイジ デニス・ホッパー ララ・フリン・ボイル J・T・ウォルシュ |
配給 | コムストック |
制作国 | アメリカ(1992) |
TV放映 |
2024年11月21日 テレビ東京 午後のロードショー |
ユーザーレビュー
レビューの投稿はまだありません。
「レッド・ロック 裏切りの銃弾」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。