父と家族とわたしのこと 作品情報
ちちとかぞくとわたしのこと

大阪市内で喫茶店を営む藤岡美千代は幼い頃、父から激しい虐待を受けて育った。9歳のとき、その父が自死したと聞き、思わず万歳するほどだった。だが成長後、彼女自身もまた、娘に対する虐待の苦悩を抱える。神奈川県でタクシー運転手として働く市原和彦。幼少期、父が母に浴びせた“この淫売女が”という罵声は、今も消えない傷として胸に刻まれている。40代で結婚するが、妻に暴力を振るっていたことを、死別した今も後悔し続けている。シングルマザーの佐藤ゆな(仮名)もまた、幼少期の虐待により、複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)を抱え、娘との向き合い方に迷い続けている。新興宗教に傾倒した母からの過剰な支配は、今も彼女の心を締めつける。3人が抱える“生きづらさ”は、どこから来たのか。取材を進める中から浮かび上がったのは、彼らの父や祖父が、いずれも戦争に従軍していたという共通点だった。近年、帰還兵の多くが深刻なPTSDを抱えていた事実が、ようやく明らかになりつつある。癒されなかった心の傷はDVや依存症という形で子や孫に受け継がれることがあり、肉親間の断絶を引き起こすことも。その連鎖を、いかにして断ち切ることが出来るのか……。
「父と家族とわたしのこと」の解説
PTSD(心的外傷後ストレス障害)を患った元日本兵の子や孫の苦しみを通じて、その深刻さに迫ったドキュメンタリー。近年明らかになりつつある帰還兵の深刻なPTSD。その心の傷が、DVや依存症という形で子や孫の世代にまで受け継がれてしまうことがある現実を見つめる。監督は「ちょっと北朝鮮まで行ってくるけん。」「生きて、生きて、生きろ。」の島田陽磨。
公開日・キャスト、その他基本情報
| 公開日 | 2026年3月14日公開予定 |
|---|---|
| キャスト | 監督:島田陽磨 |
| 配給 | 日本電波ニュース社 |
| 制作国 | 日本(2026) |
| 上映時間 | 127分 |
| 公式サイト | http://chichito.ndn-news.co.jp/ |
(C) Nihon Denpa News Co.,LTD.
予告編動画
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