水の中で息をする ―彼女でも彼でもなく― 作品情報
みずのなかでいきをするかのじょでもかれでもなく

2012年の巨大ハリケーン・サンディーによる被害を受けたニューヨークは、気候変動による水位上昇の危機が叫ばれるようになった。2025年7月にはニューヨーク市が暴風をともなう豪雨に見舞われ、地下鉄構内に濁流が流れ込み駅や車内が浸水する事態になり、環境危機はますます深刻化している。かつてニューヨーク港には世界の牡蠣の半分が生息していたが、乱獲によりその数は激減した。しかし現在、牡蠣を港に戻す活動がニューヨーク市民により行われている。牡蠣の呼吸は水を濾過し、牡蠣礁に小魚が住み着くため、環境再生の手段のひとつとして都市を救う可能性があると再評価されているのだ。本作は、ニューヨーク湾に多様な生態系を取り戻し、湾の侵蝕を食い止めようと、牡蠣を通して様々な団体、人々が活動する様子を映し出す。そんな牡蠣の環境に寄与する役割とあわせ、繁殖のために性を転換する、性別を固定しないという特質も、本作のテーマとなっている。自身もノンバイナリーであるエミリー・パッカー監督はその性のあり方にも着目し、昨今のジェンダーをめぐる問題も提示する。本作はドキュメンタリーでありながら、フィクションフッテージや歴史映像も取り入れ、ニューヨークの歴史と未来、そして今後の人類の進むべき道筋を指し示す。
「水の中で息をする ―彼女でも彼でもなく―」の解説
牡蠣を通して様々な団体、人々がニューヨーク湾に多様な生態系を取り戻し、湾の侵蝕を食い止めるために活動している様子を追うドキュメンタリー。本作の監督、エミリー・パッカーは自身がノンバイナリーでもあり、その性のあり方にも着目することで、昨今のジェンダーをめぐる問題も提示している。
公開日・キャスト、その他基本情報
| 公開日 | 2026年1月31日公開予定 |
|---|---|
| キャスト |
監督:エミリー・パッカー
出演:ドラゴンフライ T・L・トンプソン アージア・テイラー=パターソン ハンナ・レゴ |
| 配給 | ブライトホース・フィルム |
| 制作国 | アメリカ(2023) |
| 上映時間 | 77分 |
| 公式サイト | https://mizunonaka.brighthorse-film.com/ |
(C)Marginal Gap Films 2023
予告編動画
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