ヒア・アンド・ゼア 作品情報
ひああんどぜあ

アメリカでの長い出稼ぎ生活を終えて、故郷のメキシコの村にようやく戻ったペドロ。彼は妻や二人の娘と再会し、地元でバンド“コパ・キングス”を組もうとする。ゆっくりと家族や地元の友人たちとの絆を取り戻そうとし、人の温かさや安堵を感じながらも、ペドロはどこかでアメリカへの夢を手放せずにいた。
「ヒア・アンド・ゼア」の解説
スペインの新鋭アントニオ・メンデス・エスパルサ監督が、長い出稼ぎ生活から故郷の村に戻った男の姿を通して、家族の絆やその裏にある喪失感をリアルにつづったヒューマンドラマ。ある日、長年アメリカに出稼ぎに行っていたペドロがメキシコの故郷の村に戻ってくる。変わりゆく村の暮らしに戸惑い、妻や娘たちとの間に距離を感じながらも、ペドロは愛する人々と向き合い、絆を取り戻そうとする。メキシコの村ゲレーロでエスパルサ監督が実際に村人たちと交流しながら撮影が行われ、 登場人物の多くも村人が演じている。フィクションとドキュメンタリーが交錯する独自のスタイルを築き、リアルな日常と普遍的な家族の物語を紡いだこの長編デビュー作は、2012年・第65回カンヌ国際映画祭の批評家週間でグランプリに輝いた。劇中の歌は、ミュージシャンでもある主演のペドロ・デ・ロス・サントスが手がけている。日本では2012年・第25回東京国際映画祭のWORLD CINEMA部門で上映。2025年10月31日より特集上映「アントニオ・メンデス・エスパルサの映画」にて劇場初公開。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2025年10月31日公開予定 |
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キャスト |
監督:アントニオ・メンデス・エスパルサ
出演:テレサ・ラミレス・アギーレ ロレナ・グアダルーペ・パンタレオン・バスケス ハイディ・ラウラ・ソラノ・エスピノサ |
配給 | 反射光 |
制作国 | スペイン=アメリカ=メキシコ(2012) |
上映時間 | 110分 |
(C) Aquí y Allí Films
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