潜行一千里 ILHA FORMOSA 作品情報
せんこういっせんりいらふぉるもさ

「サウダーヂ」「バンコクナイツ」など独自の路線をひた走る映像制作集団『空族』。彼らの映画の最大の特色は徹底したリサーチにある。映画の舞台となる場所を、とにかく歩きそこに住む人々と交流を深める。そして、現地の人々、歴史、そして現在を知るところから映画が始まる。2026年撮影予定の新作映画の舞台となるのは、麗しの島・台湾。2020年以降、コロナ渦の最中に空族は台湾に幾度も飛びリサーチを続けてきた。ストリートに流れる音楽に導かれるように、彼らは台湾原住民たちの住む村に向かっていく。アミ族の住む花蓮県タパロン部落。そこから3000メートル級の中央山脈を越えて辿り着いたセデック族の部落。そして台湾の最南端に位置するパイワン族の村まで。失われつつある原住民の言葉でラップし始める若者たち、原住民の伝統音楽を現代にアップデートして新しい音を生み出そうとするアーティストたち。空族は旅の過程で出会った人々と交流を深めながら、日本も含めた様々な国からの侵略の歴史をも知ることになる。しかし、過去の歴史をはねのけるように人々は活き活きと踊り、歌い、笑う。そして毎年タパロンで行われるアミ族最大の豊年祭では、艶やかな原住民の衣装を纏った人々が三日三晩踊り続ける。台湾の過去と現在、そして未来。時空を超え、ただその祝祭に身を委ねる。
「潜行一千里 ILHA FORMOSA」の解説
徹底したリサーチ、制作から配給・宣伝までを自ら行う、富田克也、相澤虎之助らの映像制作集団『空族(くぞく)』の次回作に向けたリサーチの過程を記録したドキュメンタリー。2026年撮影予定の新作の舞台、台湾を何度も訪れ、旅の過程で出会った人々と交流を深める。監督は「サウダーヂ」「バンコクナイツ」の富田克也。両作品の脚本を担当した相澤虎之助が監督補を務めた。
公開日・キャスト、その他基本情報
| 公開日 | 2025年11月22日公開予定 |
|---|---|
| キャスト | 監督:富田克也 |
| 配給 | 空族 |
| 制作国 | 日本(2025) |
| 上映時間 | 79分 |
| 公式サイト | https://www.kuzoku.com/filmography/eiga-senkou-issenri/ |
(C) kuzoku
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