金子文子 何が私をこうさせたか 作品情報
かねこふみこなにがわたしをこうさせたか

1903年に生まれた金子文子(菜葉菜)は、父が出生届を出さなかったため無籍者として育ち、9歳で植民地だった朝鮮に住む祖母の家に引き取られる。奴隷同然の虐待を受けた文子は13歳で自殺しようと思うが、思いとどまる。16歳で内地に戻されると、東京で苦学し、キリスト教、社会主義、無政府主義を経て、権力や生物の絶滅を謳う虚無主義に行き着く。そして、朝鮮で独立運動に参加し、日本に逃れてきた虚無主義者の朴烈(小林且弥)と出会う。ふたりは不逞社を組織し、日本の帝国主義や植民地主義を批判し始める。しかし、関東大震災の際に検束され、官民による朝鮮人虐殺を正当化するために、皇太子を狙った爆弾犯とでっちあげされる。文子と朴烈は冤罪を主張せず、大逆罪を引き受け、国家に対し思想的な闘いを展開する。1926年3月25日、大審院でふたりに死刑判決が下される。文子は望んだ刑に笑いながら「万歳!」と叫ぶ。しかし、実体のない容疑だったため、二人とも恩赦で無期懲役にされるが、文子は激怒してその場で減刑状を破り捨てる。4月8日、文子は栃木の女子刑務所に送られ、恩赦に感謝して皇室に恭順の意を示すよう強要されるが、一貫して拒絶する。それでも屈しない文子に対し、革手錠などの拷問具まで使われたが、7月23日、23歳の文子は独房で自ら縊死する。
「金子文子 何が私をこうさせたか」の解説
1926年に大逆罪で死刑判決を受けた虚無主義者・金子文子の自死までの期間を残された短歌とともに描いたドラマ。朝鮮から逃れてきた朴烈とともに反政府運動を始めた文子は、関東大震災を機にでっちあげの大逆罪で検束されるが、権力に屈せず抵抗を続ける。出演は、「夜を走る」の菜葉菜、「少年」の小林且弥。監督は、「雪子さんの足音」の浜野佐知。ニューヨーク国際映画賞にて長編映画部門最優秀監督賞、最優秀主演女優賞など5冠を受賞。
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公開日・キャスト、その他基本情報
| 公開日 | 2026年2月28日公開予定 |
|---|---|
| キャスト |
監督:浜野佐知
出演:菜葉菜 小林且弥 三浦誠己 洞口依子 白川和子 結城貴史 和田光沙 鳥居しのぶ 咲耶 佐藤五郎 足立智充 贈人 浅野寛介 森了蔵 関根大学 巣山優菜 草野康太 紫木風太 小水たいが 藤本タケ 宝井誠明 荒木太郎 柳東史 大方斐紗子 菅田俊 吉行和子 |
| 配給 | 旦々舎 |
| 制作国 | 日本(2026) |
| 年齢制限 | PG-12 |
| 上映時間 | 121分 |
| 公式サイト | http://kanekofumiko-movie.com/ |
(C)旦々舎
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