行きがけの空 作品情報
いきがけのそら

小樽で暮らす高校生・星野美歩(服部樹咲)は、母・深雪の遺品整理中に古い携帯電話を発見する。その中には、若き日の母と見知らぬ男性の写真が大切に残されていた。その男性とは東京で舞台俳優として活動する望月建斗(三浦貴大)であることを知り、自らのルーツを知りたいと願った美歩は、思い切って建斗に手紙を送る。数日後、建斗は小樽を訪れ、ふたりは今は亡き深雪の過去について語り合う。だが、語られる記憶は、必ずしも美しいだけのものではなかった。母の元恋人、義父の暴力、知られざる過去、そして自分の本当の父親は誰なのか……。DNA鑑定の結果、美歩と建斗の間に血のつながりはないことが明らかになる。それでも建斗は、美歩の未来を支えたいと手を差し伸べる。美歩は孤独と痛みに満ちた日々を抜け、初めて自分の意志で進む道を選びはじめる。
「行きがけの空」の解説
NHK連続テレビ小説『あさが来た』や 大沢たかお主演「花」、ディーン・フジオカ主演「結婚」を手掛けた西谷真一監督が、北海道・小樽を舞台に、母を亡くした少女の成長を描いた人間ドラマ。舞台俳優の建斗は、亡き母の古い携帯電話から写真を見つけたという少女・美歩から一通の手紙を受け取る。小樽へ飛んだ建斗はダンサーになる夢を抱きながらアルバイトを続ける美歩と会う。ふたりは過去の断片をつなぎ合わせながら、互いの喪失と向き合っていく。建斗を「雪の花 -ともに在りて-」の三浦貴大、美歩を「ミッドナイトスワン」の服部樹咲が演じる。2023年山形国際ムービーフェスティバル招待作品。2025年7月25日よりイオンシネマ小樽にて先行上映。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2025年8月1日 |
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キャスト |
監督:西谷真一
出演:三浦貴大 服部樹咲 菜葉菜 藤丸千 大高洋子 神村美月 茂手木桜子 片山友希 草野康太 |
配給 | T-artist=アークエンタテインメント |
制作国 | 日本(2025) |
上映時間 | 100分 |
公式サイト | https://www.rsworld.jp/ |
(C)2024「行きがけの空」フイルムパートナーズ
予告編動画
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ユーザーレビュー
総合評価:4点★★★★☆、1件の投稿があります。
P.N.「Kyon chan」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2025-08-28
とにかく飽きない映画であった。
テンポも良く役者さんたちの演技はまさに自然体で凄く見やすかった。
特に三浦貴大さんはさり気ない中に物凄い存在感のある役者さんだなと思った。他の役者さんの演技も不自然なところがなく次第に引き込まれて行った。
要所要所で変わる音楽も凄く良かった。この映画や場面を引き立てる素晴らしい音楽だった。
派手な映画ではないが心地よい風が吹き抜けて行くような後味の良い映画だった。