私は何度も私になる 作品情報
わたしはなんどもわたしになる
出産と離婚を経て引退した名女優ムーン・リー。かつて仕事をともにしていた映画監督ロジャー・ウーは、彼女にアジア版「ボーン・アイデンティティー」的なアクション映画の主演を務めてほしいとオファーする。ムーンは幼い息子ユージョウをロジャーのアシスタントに預けつつも、ロー師範のもとで撮影に向けての過酷な武術訓練に励む。だがある日、思わぬ知らせが届く。それは映画スポンサーからの「ムーンの元夫ジュリアードを相手役として起用したい」という提案だった。一人の女性として、映画人として、ムーンが模索する《己との闘い》と《自分》とは？
「私は何度も私になる」の解説
エグゼクティブ・プロデューサーを務めた「蒙古馬を殺す」がヴェネチア国際映画祭で受賞するなど、2000年代のマレーシア映画界を牽引した女性監督タン・チュイムイが、10年以上の休業から復帰して放つ監督作。出産・離婚を経て引退したかつての名女優が、復帰を請われて幼い息子を連れてロケ地に降り立ち、母親として生きる現実世界と女優として生きる映画世界が交錯していくなか、《己との闘い》を模索する姿を描く。マレーシアの自然豊かなロケ地と香港映画的な武術要素が同居する、予測不能の人生×修行ファンタジックムービー。タン・チュイムイが自ら主演を務め、女性として、映画人としての想いを込めた半自伝的作品。
公開日・キャスト、その他基本情報
| 公開日 | 2025年6月28日公開予定 |
|---|---|
| キャスト |
監督：タン・チュイムイ
出演：タン・チュイムイ ピート・テオ ブロント・パララエ ジェームス・リー ニー・ウーイ |
| 配給 | Cinemago（配給提供:天画画天=HK/協力:大阪アジアン映画祭） |
| 制作国 | 香港=マレーシア（2021） |
| 上映時間 | 106分 |
| 公式サイト | https://www.cine-mago.com/collection/watawata |
(C)2022 By Heaven pictures/HK/Cinemago
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