台湾・デジタルデモクラシー 作品情報
たいわんでじたるでもくらしー

台湾人は民主制こそ死守すべき最大防御と心得ている。そのデモクラシーは日本帝国の植民地、国民党一党支配の歴史が醸成した。2016年総統・立法院選挙の後、国民党から政権を奪った民進党は若い世代の政治参加を目標に大臣クラスの官僚ポストを若返らせた。中でもデジタル担当大臣オードリー・タンの起用は若者たちの政治参加への窓口になった。彼女はデジタルツールをデモクラシーの実践に使うべく、デジタルデモクラシーと呼んだ。若者たちがIT技術を駆使して守り育てる台湾の民主制度を取り上げる。
「台湾・デジタルデモクラシー」の解説
パリを拠点に欧州の放送向けドキュメンタリーを手がけ、「天皇と軍隊」「国家主義の誘惑」などを監督してきた映像作家・渡辺謙一が、IT技術を駆使して若者たちが台湾の民主制度を守り育てる姿に迫るドキュメンタリー。2022年にフランス議会TV・Public Sénatにて初放送。2025年、特集『渡辺謙一監督と民主制を考える』として、同じく渡辺謙一監督がフランスで制作した「日本・彼らは帝国の終わりを見た」と併せて特別2本立て上映。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2025年3月22日 |
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キャスト | 監督:渡辺謙一 |
配給 | KAMI Productions |
制作国 | フランス(2022) |
上映時間 | 54分 |
(C)KAMI Productions
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