果てしなきスカーレット 作品情報
はてしなきすかーれっと

とある国の心優しき国王・アムレット(声:市村正親)は、冷酷非道な弟・クローディアス(声:役所広司)に嵌められて処刑された。アムレットの娘である王女・スカーレット(声:芦田愛菜)は、クローディアスへ復讐を果たそうとするも失敗、≪死者の国≫で目を覚ます。そこは、人々が略奪と暴力に明け暮れ、力のない者や傷ついた者は<虚無>となり、その存在が消えてしまうという狂気の世界であった。やがて、父を殺して王位を奪った叔父・クローディアスもまたこの世界に居ることを知ったスカーレットは、改めて復讐を強く胸に誓うのだった。そんななか、彼女は現代の日本からやってきた看護師・聖(声:岡田将生)と出会う。時を超えて出会ったふたりは、最初は衝突しながらも≪死者の国≫を共に旅することに。戦うことでしか生きられないスカーレットと、戦うことを望まない聖。傷ついた自分の身体を治療し、敵・味方に関わらず優しく接する聖の温かい人柄に触れ、凍り付いていたスカーレットの心は徐々に溶かされてゆく。一方、クローディアスは、死者の国で誰もが夢見る“見果てぬ場所”を見つけ出し、我がものにしようと民衆を扇動し、支配していた。スカーレットが復讐を果たすために自身を探していると聞きつけ、彼女を<虚無>とするために容赦なく刺客を差し向けるクローディアス。そして訪れる運命の刻。果てしない旅路の先に、スカーレットがたどり着く、ある<決断>とは……。
「果てしなきスカーレット」の解説
「竜とそばかすの姫」の細田守監督が「生きるとは何か?」という本質的な問いをテーマに撮り上げたアニメーション。国王の父を殺された王女・スカーレットは復讐に失敗して≪死者の国≫で目を覚ます。それでも宿敵に復讐を果たそうと旅を続けるが、現代からやってきた看護師の青年・聖との時を超えた出会いが、スカーレットの心を次第に変化させてゆく。声の出演は「メタモルフォーゼの縁側」の芦田愛菜、「ラストマイル」の岡田将生、「碁盤斬り」の市村正親、「PERFECT DAYS」の役所広司。「時をかける少女」から19年。細田守がストーリー・映像表現共にこれまでにない全く新しい境地を目指す。
公開日・キャスト、その他基本情報
| 公開日 | 2025年11月21日 |
|---|---|
| キャスト |
監督:細田守
原作:細田守 出演(声):芦田愛菜 岡田将生 山路和弘 柄本時生 青木崇高 染谷将太 白山乃愛 白石加代子 吉田鋼太郎 斉藤由貴 松重豊 市村正親 役所広司 宮野真守 津田健次郎 羽佐間道夫 古川登志夫 |
| 配給 | 東宝 |
| 制作国 | 日本(2025) |
| 上映時間 | 113分 |
| 公式サイト | https://scarlet-movie.jp/ |
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予告編動画
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ユーザーレビュー
総合評価:2.5点★★☆☆☆、2件の投稿があります。
P.N.「戸久芽衣」さんからの投稿
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2025-12-11
この映画は予告編で損してると思いました。
本編は映像など素晴らしい点も多々あり、声優の問題もさほど気になりませんでしたし、色々な社会問題、人生について考える良い映画だと思いました。歌も良かったです。
すばらしい声優が活躍している他のアニメ映画に通っていて、普段のアニメでもそれに慣れている中で、毎回流れる予告は、映像が凄そうだけど重要セリフ、声を張るセリフ(復讐を果たさなければ…、現実を見ろ…)がどうしても喉から搾り出したような声に聞こえるし、男性達のセリフも棒に聞こえて、やはり声優がいいなと思わせるし、聖の性格と人柄を表してるんだろうけど髪型のせいでビジュアル的にイマイチ。
歌も最後に「愛について…」だけでブツっと切れて歌自体の魅力が伝わらないし、復讐に燃えていた主人公が愛に目覚める単純な話かと誤解受けるような予告編1だった。実際はそれだけではないのだけど。
私も予告とレビューの酷評で観るのやめようかと思ってましたが、観てよかったです。
みなさんの観てからの感想や考察がもっと聞きたいです。





