今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は 作品情報
きょうのそらがいちばんすきとまだいえないぼくは

小西(萩原利久)は思い描いていた大学生活とはほど遠い、冴えない毎日を送っていた。学内唯一の友人・山根(黒崎煌代)や銭湯のバイト仲間・さっちゃん(伊東蒼)とは、他愛もないことでふざけあっていた。ある日の授業終わり、お団子頭の桜田(河合優実)の凛々しい姿に目を奪われる。思い切って声をかけると、拍子抜けするほど偶然が重なり急速に意気投合。会話がはずむなか、毎日楽しいと思いたい、今日の空が一番好きと思いたい、と桜田が何気なく口にした言葉が胸に刺さる。その言葉は、奇しくも、半年前に亡くなった大好きな祖母の言葉と同じで、桜田と出会えた喜びにひとり震える。ようやく自分を取り巻く世界を少しだけ愛せそうになった矢先、運命を変える衝撃の出来事が二人を襲う。
「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」の解説
お笑いコンビ『ジャルジャル』の福徳秀介が小説家デビューを果たした青春恋愛小説を、「私をくいとめて」の大九明子監督が映画化。冴えない日々を送る大学生・小西は、ある日お団子頭の桜田の凛々しい姿に惹かれて、声をかけ意気投合するが……。主人公の小西徹を「朽ちないサクラ」「世界征服やめた」の萩原利久が、小西が惹かれる同級生の桜田花を「ナミビアの砂漠」「あんのこと」の河合優実が演じる。2024年第37回東京国際映画祭コンペティション部門公式出品作品。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2025年4月25日 |
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キャスト |
監督:大九明子
原作:福徳秀介 出演:萩原利久 河合優実 伊東蒼 黒崎煌代 安齋肇 浅香航大 松本穂香 古田新太 |
配給 | 日活 |
制作国 | 日本(2025) |
上映時間 | 127分 |
公式サイト | https://kyosora-movie.jp/ |
(C)2025「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」製作委員会
今日の空が一番好き、とまだ言えない僕はのロケ地
予告編動画
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ユーザーレビュー
総合評価:4点★★★★☆、3件の投稿があります。
P.N.「想像とイメージ、」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2025-05-09
作品としては、良く出来た、学生の物語。ちょっと、完成度と言うまでは、もう少し。
まぁ、未熟な学生の物語だから、この完成度くらいが、よりリアル感を生み出している。
作品全体は、大森一樹監督の「風の歌を聴け」を現代風にアレンジした感じなので、その世代にも、楽しめるかも?
一見、学生の恋愛ものだけかなと思いきや、人生の教訓もさらりと練り込んだ仕上り。
人をむやみに苦しめれば、あなたも何時しか、苦しめられる。
それと、人は、失望した時、生きる意味を失う。
様々な教訓を掘り下げ鑑賞するとより面白いでしょう?
関西エリア限定風な作品ですが、あなたの人生に活かして下さい。