ゆきてかへらぬ 作品情報

ゆきてかえらぬ

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京都。まだ芽の出ない女優の長谷川泰子(広瀬すず)は、学生の中原中也(木戸大聖)と出逢う。20歳の泰子と17歳の中也。どこか虚勢を張るふたりは、互いに惹かれ合い、一緒に暮らし始める。価値観は異なるものの、相手を尊重できる気っ風のよさが共通していた。東京。泰子と中也が引っ越した家を、小林秀雄(岡田将生)がふいに訪れる。中也の詩人としての才能を誰よりも知る男。そして、中也も批評の達人である小林に一目置かれていることを誇りに思っていた。男たちの仲睦まじい様子を目の当たりにして、複雑な気持ちになる泰子。才気あふれるクリエイターたちに、どこか置いてけぼりにされたようなさみしさ。しかし、泰子と出逢った小林もまた、彼女の魅力に気づいていた。本物を求める評論家は、新進女優にも本物を見出す。こうして、複雑でシンプルな関係が始まる。重ならないベクトル、刹那のすれ違い。ひとりの女が、ふたりの男に愛されること。それはアーティストたちの青春でもあった。

「ゆきてかへらぬ」の解説

根岸吉太郎が「ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~」以来、16年ぶりにメガホンを取り、長年眠っていた田中陽造の脚本を映画化。新人女優の長谷川泰子と不世出の詩人・中原中也、文芸評論家の小林秀雄。1人の女と2人の男が織りなす愛と青春のドラマ。出演は「キリエのうた」の広瀬すず、「先生!口裂け女です!」の木戸大聖、「ラストマイル」の岡田将生。

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公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2025年2月21日
キャスト 監督根岸吉太郎
出演広瀬すず 木戸大聖 岡田将生 田中俊介 トータス松本 瀧内公美 草刈民代 カトウシンスケ 藤間爽子 柄本佑
配給 キノフィルムズ
制作国 日本(2025)
上映時間 128分
公式サイト www.yukitekaheranu.jp

(C)2025 映画「ゆきてかへらぬ」製作委員会

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予告編動画

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、2件の投稿があります。

P.N.「bogi」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2025-02-23

この手の物語を撮らせたら根岸は最高。
木戸大聖が生硬と思ったが、終盤の弱った演技はなかなかだった。
広瀬すずは、若くない女性を演じる段階に見事に到達した。

最終更新日:2025-06-17 02:00:02

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