ヘンリー 作品情報

へんりー

ヘンリーのイメージ画像1

ヘンリー(マイケル・ルーカー)は14歳の時、自分に女装させて学校に行かせていた娼婦の母親を憎み、殺害。それ以来殺人を犯すようになった彼は、警察に尻尾を掴まれたことのない、完全犯罪の連続殺人鬼だ。いつからか、ヘンリーにはオーティス(トム・トールズ)という同居者ができた。オーティスにはベッキー(トレーシー・アーノルド)という妹がおり、ある日、彼女は亭主の暴力に耐えかねて逃げてきて、2人の共同生活に加わる。オーティスがしきりに妹であるベッキーの身体を狙い、ヘンリーがそれを道徳的にたしなめる。ベッキーは寡黙なヘンリーに惹かれ始める。ある日、オーティスはある男に殺意を抱き、暴れる。ヘンリーは興奮するするオーティスを抑えつけ、言い聞かせる。「殺すのなら、関係ない奴を殺せ。誰を殺したって、胸がスッとするのは同じだ」。初めて売春婦を殺した時はまっ青で震えたオーティスも、段々と馴れてきた。ヘンリーとオーティスは幾度となく殺人を重ねる。だが、3人の生活にも破局の時がきた。ベッキーがヘンリーに激しく迫り、それに嫉妬したオーティスが、ヘンリーのいない隙にベッキーに手を出したのだ。帰ってきたヘンリーは、怯え泣き叫ぶベッキーの前で、オーティスを殺す。オーティス殺しの共犯者となった2人は、新天地を求めて旅立つ。だが、どうやら最後にはベッキーも、ヘンリーの犠牲者になったようだ……。

「ヘンリー」の解説

1970~80年代に全米で300人以上の女性を殺した実在の連続殺人鬼であり、「羊たちの沈黙」のハンニバル・レクターのモデルの一人になったといわれるヘンリー・リー・ルーカスの日常を冷徹な筆致で描いたリアリスティック・スリラー。監督・製作・脚本・音楽は「ボディ・チェンジャー」のジョン・マクノートンで、これがデビュー作にあたるが、86年の製作以来、アメリカでも90年までお蔵入りになっていた問題作。14歳の時に虐待を繰り返す母親を殺害したヘンリーは、相棒のオーティスとその妹ベッキーとの奇妙な共同生活を始める。だが、ヘンリーは次第に本能的ともいえる殺人衝動が抑えられなくなっていく。一方ヘンリーに惹かれるベッキーの様子にオーティスは嫉妬し、3人の共同生活は思わぬ惨劇へと発展していく。本作でデビューし、のちにマーベル映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のヨンドゥ役で世界的な人気を得るマイケル・ルーカーがタイトルロールを演じている。1990年シッチェス・カタロニア国際映画祭にてグランプリ(最優秀作品賞)、最優秀監督賞、国際批評家連盟賞を受賞。ビデオ発売時のタイトルは『ヘンリー ある連続殺人鬼の記録』。2019年4月、オランダの伝説的スリラー「ザ・バニシング 消失」の劇場公開にあわせて特別上映。2026年8月28日より、リバイバル公開(配給:アンプラグド)。

ヘンリーのイメージ画像1

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 1992年3月19日
配給 ケイブルホーグ
制作国 アメリカ(1986)
上映時間 83分

(C)1986 MALJACK PRODUCTIONS

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最終更新日:2026-08-11 02:00:01

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