ブロードウェイのダニー・ローズ 作品情報
ぶろーどうぇいのだにーろーず
ブロードウェイの軽食堂カーネギー・デリカテッセンで、コメディアンたち(サンディ・バロン)(コーベット・モニカ)(ジャッキー・ゲイル)他がよもやま話をしていた。そのうち、ダニー・ローズのうわさ話になった。ダニー(ウディ・アレン)は芸人のマネージャーで、彼の扱っているのは皆、平凡な芸人ばかり。成功した連中は皆、彼のもとを去っていくのだ。サンディがとっておきの話を始めた。ー50年代にヒット曲を出したルー(ニック・アポロ・フォート)も今では落ち目になっていた。ダニーは彼のためやっとのことでウォルドーフ・アストリアのショーの出演契約をとってきた。だが、当日、ルーは愛人のティナ(ミア・ファロー)が見に来てくれないと歌えないといい出す。仕方なくダニーはニュージャージーのティナの家へ行く。ティナは彼を相手にせず、女占い師やマフィアのパーティに出席する。マフィアの一員ジョニイがティナに横恋慕しており、ダニーを彼女の愛人と感違いし自殺を図った。ジョニイの母親は彼の弟2人に兄の名誉回復のためダニーを殺せと命じた。ダニーとティナはあわてて逃げ出す。やっとニューヨークにもどるが、追つて来た2兄弟につかまり倉庫にとじ込められてしまった。ダニーは苦しまぎれに、ティナの本当の愛人はバーニー(ハーブ・レイノルズ)だという。彼はバハマの船上でショーに出てるはずだ。ダニーとティナは縛られた口ープから抜け出し、ウォルドーフに行く。ショーの後、ルーはマネージャーを変えると言い出す。がっくりきたダニーは、船でのショーがキャンセルになったバーニーがやくざに殴られたと聞き、病院に急ぐ。ルーは妻と別れティナと同棲する。やがてルーはLAに移り、ティナは残った。彼女はコマーシャル俳優のレイとつきあうが、彼とも喧嘩別れする。感謝祭の日、ダニーのアパートではささやかなパーティが行なわれていた。そこヘティナがやってきて謝まるが、ダニーはすげなく接する。だが、考え直したダニーはティナの後を追いかけ、彼女の手を取って歩き出す。
「ブロードウェイのダニー・ローズ」の解説
ブロードウェイの芸能マネージャーと、室内装飾家の恋をコミカルに描く。製作はロバート・グリーンハット、エグゼクティヴ・プロデューサーはチャールズ・H・ジョフィ。監督・脚本・主演は「カメレオンマン」(83)のウディ・アレン。撮影はゴードン・ウィリス、音楽はディック・ハイマンが担当。アレン、ミア・ファロー、ニック・アポロ・フォートの他、ミルトン・バール、サンディ・バロンらの芸能人が本人役で出演。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1985年9月28日 |
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配給 | ワーナー映画 |
制作国 | アメリカ(1984) |
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