巴里のアメリカ人 感想・レビュー 5件

ぱりのあめりかじん

総合評価5点、「巴里のアメリカ人」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。

P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-07-30

ジョージ・ガーシュインの管弦楽曲「パリのアメリカ人」と、ジーン・ケリーのアイディアを、MGMの名プロデューサー、アーサー・フリードが合致させた、バレエ・ミュージカルの最高峰の映画だ。

セット・デザインのみならず、衣裳や色彩まで、ルノワールやロートレック、ユトリロなどの画風そっくりに統一された美術設計の素晴らしさ。

バレエ・ダンサー出身の女優レスリー・キャロンの愛らしさ、そして、ガーシュインの名曲が、一団となってなだれこむ17分半ものフィナーレは、ミュージカル映画史上、最高の名場面だ。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-08-03

そして本編の幾篇の夢のシーンのダイナミズムが断章として余りにもwonderful!ピアニストの彼が幾つもの分身でオーケストレーションする夢想、絵描きのジーン・ケリーがレスリー・キャロンへの想いを募らせる圧巻のラストシーンへと続く夢の中の誘い…、車のホーン、此れ等は正にチャゼル監督版ミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」の発想源!プレイボーイな愛の作家が主役のトリュフォー監督作品「恋愛日記」で本レスリー・キャロンが特別出演してるのも、本編が如何に断然、愛され続ける映画で在ったかを証明していた。キャバレーの天井装飾に画かれたラスコー壁画風の絵では無いが、願望された夢の中の希望はきっと何時か実現するんだネ、きっと愛は勝つ🎵💃🕺🎶

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-07-04

スター・チャンネルでは一分間で分かる映画解説として名作をアニメーション化している。例えば「未知との遭遇」でもファンタジックに映画に愛を込めて…。本編のジーン・ケリーは一寸マッチョに描かれ可憐で勝ち気なヒロインのレスリー・キャリン嬢をどう口説いたかー。映画の印象を絵画やアニメで再表現する事自体がもう現代アートの主題何だ!品川の原美術館でも時にはこう謂ったジャンルの連作の絵画が並んでいてー。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-06-14

デイミアン・チャゼル監督のミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」の圧巻のラストシーンにインスパイアを与えたのが、本編だったと云う…。jazz音楽に惚れ込んだ「ラ・ラ・ラ…」は恰も、ウデイ・アレン監督の映画作品「アニー・ホール」「マンハッタン」「ミッドナイト・イン・Paris」「magic in moonlight」等に入り込んだ仕舞った様な多幸感に襲われる感涙のドラマ何だ!🥁🎷🎶🎹🎵🎼

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-09-17

本編踊り子役のレスリー・キャロンにオマージュを捧げたフランソワ・トリュフォー監督作品が有った…。ジーン・ケリーのタップダンスやガーシュインの曲はwonderful🎵だが何と言っても圧巻は終盤で繰り広げられる幻想のダンスシーンだ。束の間の二人の燃え上がるロマンスの行方は如何?シンプルだがサプライズなエンディングに酔いしれるね。シネ・ブラボー!

最終更新日:2024-12-11 11:01:04

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