続 夜の大捜査線 感想・レビュー 2件
ぞくよるのだいそうさせん
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P.N.「オーウェン」さんからの投稿
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2024-06-03
※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]
探偵小説的にみると、もうそこが割れていて感心できないんですね。
アパートの管理をしている女好きの怪しげな男をはじめ、疑わしき人物が散りばめられ、殺された女の部屋代を払っていた不動産屋が、自動車で逃亡を企てる一幕など、そういった場面にかなりの尺数を取っているが、マーティン・ランドーが犯人であることは、観ている人のほとんどがわかってしまうだろう。
前作のような、アメリカ南部における白人の黒人差別といった社会的な問題に対する視点や、白人と黒人の絡み合いから生まれる人間ドラマとしての面白さなどに較べると、この作品ではもっぱら主人公の家庭生活を扱っているのも、ヘタな日本映画に似て、つまらなくなった一因だろう。
P.N.「オーウェン」さんからの投稿
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2024-06-03
この映画「続・夜の大捜査線」は、シドニー・ポワチエ扮する主人公の黒人刑事バージル・ティッブスが同じなだけで前作とのつながりはなく、原作は「夜の大捜査線」のジョン・ボールではなく、アラン・トラストマンのオリジナル書き下ろし脚本を基にした作品だ。
監督も、前作の名匠ノーマン・ジュイソンから凡庸なゴードン・ダグラスに代わっている。
あるマンションの一室で、いかがわしい商売女が殺される。
ティッブス刑事は、聞き込みから、彼とは親友のローガン神父(マーティン・ランドー)が、そこへよく出入りしていた事を知る。
事情聴取をしながらも、ローガン神父の無罪を信じるティッブスは、友達が真犯人ではないことを心の中で祈りながら、自ら事件を担当することになる。