セコーカス・セブン 作品情報
せこーかすせぶん
60年代後半に大学生活を送った7人の仲間「セコーカス・セブン」が、10年後のある週末に再会することになった。仲間を迎える準備に追われているのは、高校の教師で、同棲しているマイク(ブルース・マクドナルド)とケイティ(マギー・レンジ)。やがて仲間がやってきた。フォーク歌手JT(アダム・ル・フェヴル)は女医フランセス(マギー・クージノー=アーント)の車に同乗してやってきた。議員のスピーチ・ライターをしているアイリーン(ジーン・パッサナンテ)は同僚で恋人のチップ(ゴードン・クラップ)と一緒。チップはメンバーではなかったので、いささか固くなっている。ジェフ(マーク・アノット)とモーラ(カレン・トロット)の夫婦は家庭の事情でこられないという。やがて、夫とは別れたといってモーラが来た。その晩、彼らはかつてマイクの恋人だったレイシー(エイミー・シェーウェル)が出演している舞台を見に行った。その夜、モーラは前から貴方が好きだったと告白し、2人は結ばれた。翌日、みんなはバスケットボールをした。マークはチップに、かつて彼らが反戦デモに出かけ、途中のニュージャージー州セコーカスで逮捕されたことから「セコーカス・セブン」と思いつきで名付けたことを語る。ジェフが現われ、JTは彼に昨日のことを告白した。ジェフはJTにラフ・プレイをしかける。午後は水浴びをした。マイクの知り合いで、ホテルのフロント勤めをしているハウィー(ジョン・セイルズ)とガス・ステーション勤務のロン(デイヴィッド・ストラザーン)も加わった。夜みんなはバーで酒を飲み、ロンはフランセスにモーションをかけ、2人はホテルに行き、ハウィーに鍵をもらって一室へ。その他の連中は、ドライヴ中に鹿の死体を発見した。密猟したと疑われて警察に連れていかれたが、真犯人が見つかり釈放された。翌日、アイリーンは投資の形でJTに金を貸したいと持ちかけたが、彼は断った。みんなが去り、1人黙々と薪を割っていたジェフもいつのまにか姿を消していた。ソファではフランセスが寝息をたてていた。
「セコーカス・セブン」の解説
60年代に反戦デモに参加した7人が10年後に再会した時のドラマ。製作はウィリアム・エイドロットとジェフリー・ネルソン。監督・脚本・編集は「アリゲーター」「宇宙の7人」の脚本を書いたジョン・セイルズで、これが第1回演出作品。撮影はオースティン・デ・ベッシュ、音楽はメイソン・ダーリングが担当。撮影期間は1カ月、製作費は12万ドルだった。出演はセイルズの他にブルース・マクドナルド、マギー・レンジ、ジーン・パッサナンテなど。16ミリからブローアップ。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1986年8月1日 |
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キャスト |
監督:ジョン・セイルズ
出演:ブルース・マクドナルド マギー・レンジ アダム・ル・フェブル マギー・クージノー・アーント マーク・アノット ジーン・パッサナンテ カレン・トロット ゴードン・クラップ ジョン・セイルズ デイヴィッド・ストラザーン エイミー・シェーウェル |
配給 | ケイブルホーグ/ユーロスペース |
制作国 | アメリカ(1980) |
上映時間 | 106分 |
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