P.N.「オーウェン」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-02-04
紀元前1世紀のローマ共和国、鉱山で働く奴隷のスパルタカスは、奴隷商人のバタイアタスに買われる。
バタイアタスは剣闘場を経営し、スパルタカスは、見せ物として殺し合いをする剣闘士としての訓練を受ける。
そこで彼は、女奴隷のバリニアと恋に落ちるが、彼女はまた違う者に買われてしまう。
そして遂に、スパルタカスは、奴隷としての仕打ちに怒りを爆発させ、奴隷の仲間と共に反乱軍を決起する。
彼は先頭に立ち、行く先々で同じような境遇の者に声を掛け、反乱軍の仲間を集っていく中で、遂にバリニアとも再会し結婚する。
そして彼らは、自由を求めてローマに戦いを挑むが、巨大なローマ軍が行く手を阻むのだった。
歴史スペクタクルとしてのレベルは、今見ても充分に通用する作品です。
結局は、革命は失敗に終わって、スパルタカスは処刑されてしまいますが、愛する妻子が、処刑中のスパルタカスのもとを訪れ、自由になれたことを報告するラストは感動の一言!!
若干31歳で、ここまでの作品を作り上げた、スタンリー・キューブリック監督はやっぱり凄いと思う。