ザ・ディープ(1977) 感想・レビュー 1件

ざでぃーぷ

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P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2023-12-14

バミューダにハネムーンで訪れたカップル(ニック・ノルティとジャクリーン・ビセット)は、ある日スキン・ダイビングを楽しんでいる途中、海底で黄色い液体入りのアンプルと古いスペイン銀貨を発見した。

戦時中、一千万ドルに及ぶ麻薬を積んだまま沈没した貨物船の残骸から流れ出たものらしい。
この麻薬をめぐって正邪入り乱れ、灯台守(ロバート・ショウ)の活躍で悪は滅びる。

全編の70パーセントが水中撮影という涼味満点の娯楽映画で、ジャクリーン・ビセットの肢体が存分に楽しめるのはもちろん、サメの襲来やら巨大なウツボの出現やらの仕掛けも面白く、黄金に輝くスペインの財宝を手に、ロバート・ショウが水面に踊り上がるストップ・モーションのラストまで飽かせない。

職人技のプロが作ったと実感させるピーター・イエーツ監督の腕の冴えは、ロケ撮影の美しさとともに爽快な後味を残してくれる。

最終更新日:2023-12-24 16:00:01

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