恋の売込み作戦 作品情報
こいのうりこみさくせん
メグ・ウイラー(シャーリー・マクレーン)は仕事と夫を求めてニューヨクへやってきた。駅に下りて2分後にはスーツケースを盗まれ、着たきり雀になるが警察の紹介で女子専門のホテルに落着いた。そこで早速職さがし、やがてセーター工場の口を見つけた。ここで主人の友人ロスと知り合い、2ヵ月後には伯父夫婦に会わせるからと連れ出されるが、彼らは旅行中で空き家、さてはと、男の誘惑を振りきって逃げ帰った。会社へ出れば、今度は主人に追いまわされ、さっさとそこをやめてしまった。再び職さがしが始まった。そして、新製品の需要反響調査をするテストを受けた。社長マイルズ(デヴィッド・ニブン)との面接はさんざん、ほうほうのていで逃げ出す戸口でぶつかったのが、社長の弟エバン(ギグ・ヤング)だった。エバンはメグがお気に召し、気の進まない兄を説き伏せて、彼女を個別調査に採用した。ところがこの男、ガールフレンドは数知れずという浮気者で、純情なメグを顧みない。こんな彼女に同情したのはマイルズ、2人を結びつけて弟を落着かせようと彼女の応援に乗り出したがそこは商売柄、まず科学的調査をと、弟の女友達を次から次へと訪問し、彼の好みを調べ上げた。その効果は適面、エバンからプロポーズされたが、愛されているのは自分が真似た女のように思え気がはずまなかった。それ馬鹿理か彼女はマイルズを想うようになっていた。だが当の相手は乙にすまして取り付く隙もない。メグは理想の人を目前に、手も足も出ず、どうにでもなれと、かつて彼女を誘惑したロスを誘って旅に出た。それを知ったマイルズは、エバンをうながし後を追い、2人を見つけた。彼はロスと闘えとエバンをけしかけるが、エバンが気乗りうすとみて、自ら立ち向かい、大乱闘のすえ相手をのした。そしてメグとマイルズは互いに愛情を確認した。
「恋の売込み作戦」の解説
ウィニフレッド・ウォルフの小説を映画化したロマンチック・コメディ。脚色は「バラの肌着」のジョージ・ウェルズ、監督は「Z旗あげて」のチャールズ・ウォルターズ。撮影と音楽は「それはキッスで始まった」のスタッフ、ロバート・ブロナーとジェフ・アレクサンダーがそれぞれ受けもつ。出演は「カンカン」のシャーリー・マクレーン、「旅路」のデヴィッド・ニブン、「先生のお気に入り」のギグ・ヤングのほか、ロッド・テイラーら。製作ジョー・パスターナク。
公開日・キャスト、その他基本情報
配給 | MGM |
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制作国 | アメリカ(1960) |
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