クライ・ベイビー 作品情報

くらいべいびー

1954年、ボルチモア。お金持ちグループ<スクエアズ>のお嬢様アリスン(エイミー・ロケイン)と、不良グループ<ドレイプス>の青年クライ・ベイビー(ジョニー・デップ)は、予防注射の席で恋に落ちた。アリスンのボーイフレンド、ボールドウィンとアリソン家のおばあさんは、二人を引き離そうと躍起になるがうまくいかない。そのうちダンス・パーティーの夜がやってきて、すっかりクライ・ベイビーに感化されたアリソンはロカビリーをデュエットで熱唱してしまう。怒った<スクエアズ>はパーティー会場に殴り込みをかけ、混乱の中、逮捕されたクライ・ベイビーは感化院へ送られた。その上、クライ・ベイビーの子供がお腹の中にいるというイカレた女の証言もあいまって、アリソンの心はクライ・ベイビーから離れそうになった。クライ・ベイビーは悲しみに打ちひしがれながら涙の滴のイレズミを彫った。<ドレイプス>はアリソンを誘拐し、おばあさんも味方に引き入れて、感化院へ直行。クライ・ベイビーの釈放を求めて塀の外からラブコールを送った。みんなの情熱にほだされた判事は、クライ・ベイビーを出所させる。<スクエアズ>対<ドレイプス>はチキン・ゲームで勝負をつけることになり、クライ・ベイビーは見事勝って涙を流すのだった。

「クライ・ベイビー」の解説

カルト・ムービーの傑作「ピンク・フラミンゴ」で知られるジョン・ウォーターズが、監督したミュージカル・ラブ・コメディ。製作はレイチェル・タラレイ。エグゼクティブ・プロデューサーはジム・エイブラハムズとブライアン・グレイザー。撮影はデヴィッド・インスレー。音楽はパトリック・ウィリアムス。ミュージック・スーパー・バイザーは「フットルース」「フラッシュダンス」のベッキー・マンクーソと「ペギー・スーの結婚」のティム・セクストン。編集はジャニス・ハンプトン。主演は、「シザーハンズ」のジョニー・デップとこれが初主演となるエイミー・ロケイン。共演は、「初恋物語」のスーザン・ティレル、イギー・アンド・ストゥージスのリードヴォーカルをつとめるイギー・ポップ、「ヘアースプレー」のリッキー・レイク、ポルノ界の女王トレイシー・ローズなど。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 1991年7月20日
配給 ヘラルド
制作国 アメリカ(1990)

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ユーザーレビュー

総合評価:4点★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2024-01-29

この映画の主演は、ジョニー・デップ、共演はエイミー・ロケイン、スーザン・ティレル、イギー・ポップ。
1950年代のアメリカのボルティモア。
高校に通う不良グループのリーダーのクライ・ベイビー(ジョニー・デップ)は、同じ学校に通うお嬢様アリソンに一目惚れする。
アリソンも、今まで目にしたことのないクールな魅力を持ったクライ・ベイビーに魅かれて恋に落ちる。
しかし、アリソンの取り巻く友人や伯母が、不良と付き合うことを猛反対。
仲間に後押しされたクライ・ベイビーは、あるパーティーに出席している彼女のもとへ、単身バイクで乗り込み連れて行こうとするが、彼女の取り巻くグループが現われ、暴力沙汰の濡れ衣を着せられ、刑務所へ入れられてしまう。
記念すべきジョニー・デップの初主演映画。
内容としては、少し薄っぺらい青春コメディ映画ですが、ミュージカルも織り込まれているので、苦手な人もいるかもしれません。
でも、今のような演技派なジョニデじゃなく、アイドルチックなジョニデの、若さ溢れる演技はなかなかの見所です。

最終更新日:2024-02-08 16:00:02

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