キスミー・グッバイ 作品情報
きすみーぐっばい
ニューヨーク。愛犬シェークスピアを連れたケイ(サリー・フィールド)は、夫ジイリィ(ジェイムズ・カーン)を失った家の前に立ち止まる。12年前、タップダンスの振り付け師だったジョリィは、トニー賞受賞のパーティあった時に、階段を踏みはずし死んでしまったのだ。このジョリィとの想い出が刻まれた家で、ケイはフィアンセ、ルパート(ジェフ・ブリッジス)と新しい生活を送ろうとしていた。母(クレア・トラヴァー)も親友のエミリー(ドロシー・フィールディング)も、その家で生活することには反対するが、ケイは言うことを聞かない。家の改装を始めたケイの耳元に懐かしいタップの音が聞こえてきた。振り返ると、死んだはずのジョリィが立っていた。幽霊となったジョリィは、死後ずっとこの家に住みつき、ケイを待っていたというのだ。しまいには3人で住もうとまで言い出す始末。ジョリィとルパートの間で揺れ動くケイ。しかも、幽霊のジョリィはケイだけにしか見えないので、2人でベッドにいる時にジョリィがやって来てじゃまされると、まるで、ケイがルパートをいやがっているように思われる。ケイとルパートの結婚式のリハーサルが催されようとしている。この期に及んでジョリィに未練たっぷりのケイを見たエミリーは、ジョリィとケイを前に重大な秘密をブチまける。ジョリィは、生前、ケイに内緒で次々に女の子に手を出し、エミリーまでも誘惑したというのだ。ショックを受けるケイ。一方、ジョリィの幽霊の存在を信じたルパートは、元牧師のケンドール(ポール・ドゥリー)をエクンシストに仕立て、ジョリィ退治にやって来た。ジョリィの霊は犬のシェイクスピアに乗り移っていることが判った。そんな騒ぎの中で、ケイは、ルパートへの愛に目覚め、もう自分にはジョリィが必要ないことを知るのだった。ルパートは勝利の笑みをたたえるが、ケイを抱きしめようとした時、階段を踏みはずすのだった。
「キスミー・グッバイ」の解説
若くして夫に先だたれた未亡人が、再婚する直前に夫の亡霊に惹まされるというロマンチック・コメディ。製作・監督は「悪を呼ぶ少年」のロバート・マリガン。ホルヘ・アマドとブルーノ・バレトの原作を基にチャーリー・ピータースが脚色。撮影はドナルド・ピーターマン、音楽はラルフ・バーンズが担当。出演はサリー・フィールド、ジェイムズ・カーンなど。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1985年10月5日 |
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配給 | 20世紀フォックス提供=シネセゾン配給 |
制作国 | アメリカ(1982) |
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