P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-08-13
🌙ラジオから流れる大瀧詠一のナイアガラ・ムーンを聴きながらマリリン・モンローの本篇やサスペンス映画ナイアガラ等名作のヒロイン映像が脳裏に過って来るんだ
あらうまとおんな
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🌙ラジオから流れる大瀧詠一のナイアガラ・ムーンを聴きながらマリリン・モンローの本篇やサスペンス映画ナイアガラ等名作のヒロイン映像が脳裏に過って来るんだ
この映画「荒馬と女」の原作は、アメリカの戦後の演劇の不朽の名作「セールスマンの死」の作者で、マリリン・モンローの当時の夫であったアーサー・ミラー。
アーサー・ミラーの生涯のテーマである「社会への強い責任と倫理観」を背負ったモンローの孤独と、クラーク・ゲーブルの「夢を追う現代人の悲劇」がぶつかり合って、異様なまでに「死」が強調される中、ただ一つの救いは、生きるための「強さ」が必要だと描いていることだ。
しかし、それを決して楽観的に肯定していないところに、現代アメリカの弱さが始まるのだ。
そして本ジョン・ヒューストン監督がポール・ニューマン,ドミニク・サンダ,ジェイムス・メイスン等の共演で撮った本格スパイmysteryが劇映画〈マッキントッシュの男〉だった。本篇のマリリン・モンロー同様にヒロインを一際美しく描いてる