死の標的 作品情報

しのひょうてき

アメリカ連邦麻薬取締局(DEA)の腕きき捜査官ジョン・ハッチャー(スティーヴン・セガール)は、バンコックにおける秘密任務の際、1人の女性が銃撃戦の末に巻きぞえになり、また同僚の死を眼の当たりにしたことから、職を辞し、故郷のシカゴに帰ってきた。母と妹、妹の娘と共に家庭の暖かな味に久しぶりに浸るハッチャー。しかしシカゴも、麻薬の問題は深刻で多くの人々をむしばんできていた。ジャマイカを本拠地としたポッセという組織が黒魔術の一種アバ・クアの力を借りて悪業の数々を行っていることを知ったハッチャーは、ジャマイカ文化人類学者レスリー(ジョアンナ・パクラ)の協力を得て情報を手に入れる。それは目が4つ、顔が2つという謎の言葉であった。やがて組織の黒幕がスクリューフェイス(ベイジル・ウォレス)であることを知ったハッチャーは、一味と激しい銃撃戦を展開したために、スクリューフェイスに命を狙われる羽目となり、妹の娘が巻き添えとなって重傷を負ってしまう。やがてハッチャーは、5年間スクリューフェイスを追い続けているジャマイカの警官チャールズ(トム・ライト)や、親友のマックス(キース・デイヴィッド)と共にジャマイカヘ渡り、スクリューフェイスのアジトヘ潜入し、スクリューフェイスの殺害に成功する。勝敗は決せられたかに見えた。しかし、そこには大きな罠が仕掛けられていた。スクリューフェイスは実は双子の兄弟であり、謎の言葉は、このことを意味していたのだ。チャールズは殺され、マックスは重傷を負う。ハッチャーはスクリューフェィスに最後の戦いを挑み、激しい格闘の末、ついに彼を倒し、組織を壊滅させるのだった。

「死の標的」の解説

元DEAの腕きき捜査官が、故郷のシカゴで麻薬組織と対決するアクション映画。「ハード・トゥ・キル」のスティーヴン・セガールが今回主演の他、脚本のマイケル・グレイス&マーク・ヴィクターと共に製作を兼任する。監督は「オペラ座の怪人(1990)」のドワイト・H・リトル、撮影はリック・ウェイト音楽はジェームズ・ニュートン・ハワードが担当。出演はセーガルの他、「メン・アット・ワーク」のキース・デイヴィッド、「キッス」のジョアンナ・パクラ、ベイジル・ウォレス他。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 1991年6月8日
配給 20世紀フォックス
制作国 アメリカ(1990)
上映時間 93分
TV放映 2024年1月20日 テレビ東京 サタ★シネ

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最終更新日:2022-07-26 11:04:04

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