戦争と女の顔 作品情報
せんそうとおんなのかお
1945年のソ連、PTSDを抱えて生きる2人の女性を描く
1945年、戦後まもなくのレニングラード。傷痍軍人が多く入院する病院で、看護師のイーヤが働いている。PTSD(心的外傷後ストレス障害)を抱えたイーヤは、時おり自分の意思とは関係なく体が硬直し、それが原因で預かっていた戦友のマーシャの子供を死なせてしまう。戦地から戻ったマーシャは子供の死を知るがイーヤを責めず、次の子供を作るという。彼女もまた心に大きな傷を抱えていたのだ。2人は新しい生活を始めようとするのだが…。
「戦争と女の顔」の解説
カンヌ国際映画祭ほか、多くの国際映画賞を受賞した注目作。原案となったのは、ノーベル文学賞作家による「戦争は女の顔をしていない」という、第二次世界大戦に従軍したソ連の女性兵士たちの証言集だ。日本ではコミック化もされており、この本にインスパイアされた小説「同志少女よ、敵を撃て」がベストセラーになった。映画はフィクションで、戦友である2人の女性を軸に話は進む。“のっぽ”と呼ばれる背の高いイーヤは口数も少なく内向的。マーシャは反対に外交的だが、彼女もまた人としてどこか壊れているのがわかる。何が彼女たちをこんな風にしてしまったのか。その謎がサスペンスを呼びつつ、話は予期せぬ展開へと進んでいく。結末近くに明かされるマーシャの過去はあまりにも重く、衝撃を受けるに違いない。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2022年7月15日 |
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キャスト |
監督:カンテミール・バラーゴフ
原案:スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ 出演:ヴィクトリア・ミロシニチェンコ ヴァシリサ・ペレリギナ アンドレイ・ヴァイコフ イーゴリ・シローコフ |
配給 | アットエンタテインメント |
制作国 | ロシア(2019) |
年齢制限 | PG-12 |
上映時間 | 137分 |
備考 | 新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開 |
公式サイト | https://dyldajp.com/ |
(C)Non-Stop Production, LLC, 2019
予告編動画
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