白い牛のバラッド 作品情報

しろいうしのばらっど

冤罪で死刑になった男の妻が望むものは

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テヘランの牛乳工場で働きながら、耳の聴こえない娘ビタを育てている女性ミナ。彼女は1年前に夫を殺人の罪で死刑に処せられたシングルマザーだ。ある日裁判所から呼び出されたビタは、驚くべき事実を告げられる。別の人物が真犯人だったことがわかったのだ。賠償金が払われると聞いてもビタは納得できず、事件の担当判事に謝罪を求めるが受け付けてもらえない。苦しむミナの前に、生前の夫に恩があったという男性レザが現れる。

「白い牛のバラッド」の解説

もし、冤罪で死刑が執行され、それが後で判明したら。そんなショッキングな出来事から始まる本作は、死刑執行制度だけではなく、罪と罪悪感、謝罪についてもずいぶん攻めた内容の作品だ。イランは中国に次ぐ死刑大国で、執行数は2020年には246人に及んだ(アムネスティ調べ)。だから「もし判決が間違っていたら?」となると、国の威信を脅かすことになるため、本作はイラン国内では3回しか上映されていないという。主人公ミナは裁判所に謝罪を要求するが、賠償金を出すからと突っぱねられる。遺族はお金が欲しいから抗議や訴訟をするのではなく、謝罪の言葉を聞きたいのだ。そしてその言葉を聞かない限り、心の平穏は訪れない。そしてミナは、権威主義的な男性優位の社会にも苦しめられる。中盤以降は結末がどうなるかわからないスリリングな展開になっていき、目が離せない。

白い牛のバラッドのイメージ画像3

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2022年2月18日
キャスト 監督・出演マリヤム・モガッダム
監督ベタシュ・サナイハ
出演アリレザ・サニファル プーリア・ラヒミサム
配給 ロングライド
制作国 イラン=フランス(2020)
上映時間 105分
公式サイト https://longride.jp/whitecow/

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最終更新日:2022-07-01 11:51:13

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