ダ・ヴィンチは誰に微笑む 作品情報
だう゛ぃんちはだれにほほえむ
史上最高額で落札した絵画は“本物”なのか?
2017年、絵画としては史上最高額の約510億円で落札されたダ・ヴィンチ作「サルバトール・ムンディ」。しかしもとは、2005年にアメリカの美術商がたった13万円で落札したものだった。傷んでいた作品が、修復の過程で本物のダ・ヴィンチ作品ではないかと思われ、やがて専門家のお墨付きを得て“本物”になっていく。しかし高額で落札されたその作品は、本当にダ・ヴィンチの真作なのか? この絵に関わった様々な人々へのインタビューを通し、真実を検証していくドキュメンタリー。
「ダ・ヴィンチは誰に微笑む」の解説
わずか12年で13万円の絵が510億円に化ける。そんなあり得ないようなマジックが起きるアート業界を、インタビューや資料映像を通して描くドキュメンタリー。発端は、ニューヨークの美術商が注目されていなかった「サルバトール・ムンディ」を落札したことだった。彼はこれが消息不明のダ・ヴィンチ作品ではないかと感じ、専門家に修復を依頼。すると本物だと確信を得るような証拠が出てくる。さらに野心的なキュレーターが登場し、専門家のお墨付きを与えて「サルバトール・ムンディ」を“真作”にしていく。そこには「ダ・ヴィンチの工房」ではなく、「ダ・ヴィンチの」作品を見たいという人々の願望も関わっている。そして作品の所有者が変わるたびに、莫大なお金がアート業界に流れていく仕組みには驚かされるだろう。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2021年11月26日 |
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キャスト |
監督:アントワーヌ・ヴィトキーヌ
出演:ロバート・サイモン ルーク・サイソン マーティン・ケンプ |
配給 | ギャガ |
制作国 | フランス(2021) |
上映時間 | 100分 |
公式サイト | https://gaga.ne.jp/last-davinci/ |
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予告編動画
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ユーザーレビュー
総合評価:4点★★★★☆、1件の投稿があります。
P.N.「X、メ、目、創造主のアイコン、」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2021-12-14
父と子と聖霊の三位一体の画。
神仏像・画が男女を超えた存在性を有しているように、こちらの画も、超えた存在を私たちに、感じさせる。
目、キリスト教における創造主のアイコンは、日本語では、メ、Xに通ずる。これは、偶然だろうか?
日本語で大切なのは、漢字ではなく、響きであることは、昔から言われている。日本が、キリスト教と深い関係があることも。
柔らかな光に包まれた時間を味わって下さい。
映画鑑賞と言うより、光を感じ、包まれる体験と言えるでしょう?