同棲時代 今日子と次郎 作品情報
どうせいじだいきょうことじろう
上村一夫の原作・劇画の映画化
「ねえ次郎、このままのほほんと生きて行こうね」「ああ、それがいい」。女、飛鳥今日子は広告代理店に勤める21歳のO・L。男、江夏次郎は22歳になるかけだしのイラストレーター。二人は同棲中である。「同棲しない?」と誘ったのは今日子の方からであった。デザイン・スクールの同期生である二人が雑踏の中で久しぶりに再会した時、何となく心が通じあい、その夜、今日子は次郎に処女を与えた。そして、その日から二人は一緒に暮し始めたのだった。ある日、今日子は33歳になる会社の社長・上条にプロポーズされた。
「同棲時代 今日子と次郎」の解説
「同棲」という愛のかたちを形成しながら、互いに傷つきあい、愛しあう二人の若者を妖しい美しさで描いた上村一夫の原作・劇画の映画化。脚本は「旅の重さ」の石森史郎、監督は新人の山根成之、撮影は「辻が花」の川又昂がそれぞれ担当。
公開日・キャスト、その他基本情報
キャスト |
監督:山根成之
出演:由美かおる 仲雅美 大信田礼子 入川保則 |
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制作国 | 日本(1973) |
ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、2件の投稿があります。
P.N.「水口栄一」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2020-05-29
この映画を観ると私の危険な20代の頃がよみがえり、ひじょうに複雑な気持ちになった。愛するとはどういうことかをじっくり考えさせてくれる作品だと思う。由美かおるさんが素敵だった。