巴里祭 作品情報

ぱりさい

ルネ・クレールの第四回トーキー作品

パリの下町、丘のあるカルチエでの物語。タクシーの運転手をしているジャンは向いのアパートに住んでいる花売娘のアンナが好きだった。だが彼にはポーラという此の界隈にうろついている女がついていた。アンナとてジャンには心をひかれていた。で、フランスの国家祭ともいうべき七月十四日の革命記念日の前夜、二人は野天で、町の真中で踊った。が、この夕アンナは酔いどれの老人客に失礼したというので花を売りに出入りしていたダンス場から出入りを断られたので少し心が鬱いでいた。が、俄か雨で踊りの人が散り、彼女がジャンと二人きりになった時、二人は互いに本当に恋をしているのだという事を知った。それは二人にとって幸福な夜だった。

「巴里祭」の解説

「巴里の屋根の下」「ル・ミリオン」「自由を我等に」次ぐルネ・クレールの第四回トーキー作品で脚本も氏自身の手になったものである。そして前作品同様に撮影にはジョルジュ・ペリナールが、舞台装置にはラザール・メールソンが力をかしている。主演者は「ル・ミリオン」「掻払いの一夜」のアナベラと新進のジョルジュ・リゴーとの二人で、これを助けて「巴里の屋根の下」のポーラ・イレリー、「ル・ミリオン」「自由を我等に」のポール・オリヴィエ、「ヴェルダン 歴史の幻想」のトミー・ブールデル、それからレイモン・エーモス、等が出演している。なお此の映画にはモーリス・ジョーベールが作曲を施している。

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督ルネ・クレール
出演ジョルジュ・リゴー アナベラ レイモン・コルディ ポーラ・イレリー
制作国 フランス(1932)

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2021-04-28

ルネ・クレール監督の初トーキー作品〈巴里の屋根の下〉1930もラザール・メールソンのやや表現主義風な舞台装置が効いている。サイレント映画の手法も多いに盛り込まれて魅せる恋の物語。チャップリンの無声映画やドイツ映画の〈カリガリ博士〉との比較も興味深い映画遺産哉

最終更新日:2021-05-12 23:54:23

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