ザ・プレイス 運命の交差点 作品情報

ざぷれいすうんめいのこうさてん

カフェ“ザ・プレイス”の奥のテーブルに、昼も夜も座っている謎の男(ヴァレリオ・マスタンドレア)。彼の元には、人生に迷ったものたちが訪ねてくる。彼らの願いや欲望を叶えるためには、男が告げる行為を行わなければならない。アルツハイマーの夫を救いたい老婦人マルチェラ(ジュリア・ラッツァリーニ)には「人が多く集まる場所に爆弾を仕掛けろ」、雑誌のスナップ写真の女性と関係を持ちたいと話す男性オドアクレ(ロッコ・パパレオ)には「ある少女を守れ」など。その他、神の存在を感じたい修道女キアラ(アルバ・ロルヴァケル)は妊娠を命じられ、視力を取り戻したい盲目の青年フルヴィオ(アレッサンドロ・ボルギ)は女を犯せと告げられる。無理難題を与えられた9人の男女は告げられた行為を達成しようとするものの、その行為が他人の運命を大きく左右することに気づき、迷い、葛藤する。そして、相談者たちの運命は次第に交差していく。彼らの選んだ道とは? そして、謎の男自身の結末は……。

「ザ・プレイス 運命の交差点」の解説

米国ドラマ『The Booth ~欲望を喰う男』を原作に「おとなの事情」のパオロ・ジェノヴェーゼが監督したサスペンス。カフェ“ザ・プレイス”にいつもいる謎の男の元に、9人の相談者が訪ねてくる。彼らは願いを叶えるために、無理難題を命じられる。出演は、「おとなの事情」のヴァレリオ・マスタンドレア、「神様の思し召し」のマルコ・ジャリーニ、「夏をゆく人々」のアルバ・ロルヴァケル、「グレート・ビューティー 追憶のローマ」のサブリーナ・フェリッリ。2018年イタリア・アカデミー賞7部門ノミネート、第12回ローマ国際映画祭クロージング作品。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2019年4月5日
キャスト 監督パオロ・ジェノヴェーゼ
出演ヴァレリオ・マスタンドレア サブリーナ・フェリッリ ジュリア・ラッツァリーニ アルバ・ロルヴァケル マルコ・ジャリ―ニ ロッコ・パパレオ ヴィニーチョ・マルキオーニ シルヴィオ・ムッチーノ アレッサンドロ・ボルギ シルヴィア・ダミーコ ヴィットリア・プッチーニ
配給 ミモザフィルムズ
制作国 イタリア(2017)
上映時間 101分

(C) 2017 Medusa Film SpA .

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ユーザーレビュー

総合評価:4点★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「人生に喜びを!!」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2019-04-26

人生には、すでに書かれたストーリーがあると言う。様々な出来事は、様々な繋がりをもっていて、バタフライエフェクトと言うわずかな物事も、この世界の出来事に影響を与えている。いつも、苦悩の表情でカフェで依頼人の問題を聞いている主人公。彼をして言わせているのは、結局、変わる変えるのは自分次第。そんな彼さえこの役割に嫌気をさして、初めてカフェの女性にポツリと本音を吐き初めて微笑む。人生は、そんなに辛い暗いモノでもない。ホンの少しの微笑みと自分が変わろうと自覚して歩き出すだけ。その立ち位置、ザ・プレイスが大切。人生に微笑みを!!

最終更新日:2022-07-26 11:03:20

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