魂のゆくえ 作品情報

たましいのゆくえ

ニューヨーク州北部にある小さな教会ファースト・リフォームドの牧師トラーは、戦争で失った息子への罪悪感を背負っていた。ある日トラーは礼拝に来たメアリーに、環境活動家の夫マイケルの悩みを聞いてほしいと頼まれる。仕方なくメアリーの家に出向きマイケルの話を聞くと、彼は地球の未来を悲観し、メアリーのお腹の子が産まれてくることに後ろ向きにいた。説得にあたる反面、内心マイケルに共感し、自分の説明に納得できないトラー。さらに所属する教会が環境汚染の原因を作っている大企業から巨額の支援を受けていることを知り、次第にトラーの信仰心は揺らぎ、怒りにも似た感情が彼を蝕んでいく。

「魂のゆくえ」の解説

「タクシードライバー」の脚本や「アメリカン・ジゴロ」などを手がけたポール・シュレイダー監督が構想に50年かけた人間ドラマ。敬虔な牧師トラーは、所属する教会が環境問題の原因を作る企業から支援を受けていることを知り、徐々に信仰心が揺らいでいく。戦争で息子を失った牧師トラーを「6才のボクが、大人になるまで。」のイーサン・ホークが、トラーの力を借りようとするメアリーを「マンマ・ミーア!」シリーズのアマンダ・セイフライドが演じる。第91回アカデミー賞脚本賞ノミネート。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2019年4月12日
キャスト 監督ポール・シュレイダー
出演イーサン・ホーク アマンダ・セイフライド セドリック・ジ・エンターテイナー ヴィクトリア・ヒル フィリップ・エッティンガー マイケル・ガストン
配給 トランスフォーマー
制作国 アメリカ=イギリス=オーストラリア(2017)
上映時間 113分

(C) Ferrocyanide, Inc. 2017. All Rights Reserved.

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2021-03-15

本篇は一際,静謐な作品ながら内面の怒りの抑えた表現がスリリングでポール・シュレイダー脚本の〈タクシー・ドライバー〉が想起させられ

最終更新日:2024-03-12 15:49:07

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