いつの日か花咲かん 作品情報

いつのひかはなさかん

高木俊朗の懸賞当選作が原案の映画

混乱と虐偽と汚濁に満ちた敗都東京の表玄関品川駅に、今日もまた数多の悲劇を生み出すべく引揚援護者達を乗せて列車がすべり込んだ。引揚者援護学生同盟の小田切、村田、森野、山形、駒木や白鳥セツ子、泉愛子等はそれぞれの役目で引揚者達の労をねぎらうのだった。彼等自身がその父母兄弟の帰りを待つ身の上だったのだ。小田切、村田、山形は父母を、白鳥セツ子は兄を、だが今日も空しかった。終戦後の余りにも冷酷なこの世に、品川の高輪寮でお互いが励し合いながら学業の傍らというより、学校に出る日さえ少く、列車が到着する毎の出迎えに寧日なき有様だった。学校にも行かずこんなことをしてていいのだろうか。総てが空々しく思えるではないか。駒木は懐疑的な気持から同盟を脱退し去った。山形の父が帰って来る。

「いつの日か花咲かん」の解説

「鉄拳の街」に次ぐ市川久夫の企画、脚本は「轟先生」「花咲く家族」の棚田吾郎、「街の人気者」以来久々で牛原虚彦がメガフォンをとる。撮影は「第二の抱擁」「夜行列車の女」の青島順一郎、キャストは小林桂樹、春木隆、三條美紀、渥美進、宮崎準之助以下総てニューフェイスが顔をそろえた。

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督牛原虚彦
出演小林桂樹 春木隆 三條美紀 渥美進 宮崎準之助
制作国 日本(1947)

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最終更新日:2019-02-06 00:02:38

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