夜、逃げる 作品情報

よるにげる

女子の“誰かの何者かになりたい”願いを描く

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夜、逃げるのイメージ画像2

加奈子は舞台に立つためチケットノルマを払い、深夜の漫画喫茶でアルバイトに勤しむ、売れない女優。今までの人生、一度も注目を浴びたこともなく、平凡に生き抜いてきてしまった。「何か」になりたかった。誰かに憧れられる何か。だから演劇をやっている。こんなはずじゃなかったのに、わたしは何のために演劇をやっているのだろう。そんな腐った思いを抱える加奈子の元へ、高校の同級生であり、自分の彼氏を横取りした萌乃がバイト先に現れる。萌乃は元彼氏のことがいまだに忘れられない。だが、その男は、萌乃の前の彼女とよりを戻したらしい。そのため萌乃は《嫌がらせ》と称して、加奈子に協力を頼む。しかし加奈子はそれを断る。実は、加奈子は過去に、萌乃に彼氏を横取りされたことがあるのだ。誰かの何かになってみたいふたりの、過去も現状もぶっ飛ばす、「究極の嫌がらせ」がはじまる…。

「夜、逃げる」の解説

劇団□字ック・山田佳奈の初監督作品。大阪の人気ガールズバンド“yonige”とのコラボレーションとして制作され、主演の加奈子と萌乃を、菅原佳子と瀧内公美が演じる。さらには加奈子のことが好きな演劇男子・君嶋を松澤匠、萌乃の元彼を山田ジェームス武、加奈子の演じる劇団メンバーに後藤ゆうみなど、新進気鋭の俳優たちが脇を固めている。(作品資料より)

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督・脚本山田佳奈
出演菅原佳子 瀧内公美 松澤匠 山田ジェームス武 後藤ユウミ 林浩太郎 日高ボブ美
制作国 日本(2016)

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最終更新日:2022-01-01 00:01:01

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