おかしな奴('63) 作品情報
おかしなやつ
沢島忠が監督した人情もの
大正六年三遊亭歌笑は五日市に生まれた。生来の珍顔と酷い近眼で、周囲の人から馬鹿にされ通しのかれは、落語家になる事を決心し、ついに故郷を飛び出し東京に向った。二十二才の春であった。東京に来てみたものの田舎者の彼を拾ってくれる師匠はいなかった。がひょんな事から金楽師匠と知り合い落語修業に専念した。金平と名を改めて美よし亭で初舞台を踏んだが、完全に失敗に終った時を同じくしてとん平が弟子入りし実力の伯仲する二人は良きライバルであったが、前座責任をとん平にとられたばかりか、初恋の人おひさの結婚話を聞いて目の前が真暗になった。しょげている金平を励ます師匠の“自分の道は自分で切り開け!”の言葉に奮起した。
「おかしな奴('63)」の解説
「武士道残酷物語」の鈴木尚之がオリジナル・シナリオを執筆、「おれは侍だ 命を賭ける三人」の沢島忠が監督した人情もの。撮影は「馬喰一代(1963)」の藤井静。
公開日・キャスト、その他基本情報
キャスト |
監督:沢島正継
出演:渥美清 加藤嘉 清川虹子 南田洋子 坂本武 |
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制作国 | 日本(1963) |
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