あえかなる部屋 内藤礼と、光たち 作品情報
あえかなるへやないとうれいとひかりたち
現代美術家・内藤礼との2年間の往還
美術家・内藤礼。代表作である《母型》は、大きな生命体のような空間である。監督の中村は、内藤に取材を依頼し、2年間撮影を続けたが、取材の半ば、内藤は撮影を拒否する。撮る事を諦めかけた監督だったが、時をおいて、内藤のアートの本質である「生きていることは、それ自体、祝福であるのか」という問いに、内藤にはカメラを向けずに迫る事を決意する。そして内藤の「不在」を埋めるかのように、5人の女性たちと出会い…。
「あえかなる部屋 内藤礼と、光たち」の解説
アートドキュメンタリーにおいて、取材対象者が取材拒否…そんな危機的な事態が、ドキュメンタリーともフィクションともつかない新たな映像表現を誕生させた。監督は、建築・アートの分野で、多くのテレビ番組を手がけてきて、『はじまりの記憶杉本博司』で劇場デビューした中村佑子。WOWOW放送のテレビ番組として制作したこの作品は、国際エミー賞アート部門ノミネートを果たした。5人の「女性たち」の物語の基点となり、静謐ながら強靭な存在感を放つのは、モデル、女優として活躍中の谷口蘭。内藤のアートの数々と5人の女性の持つ「物語」が化学変化を起こし、リアルでありながら原始的な「女性」のイメージを形作っている。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2015年9月19日 |
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キャスト |
監督・編集:中村佑子
出演:内藤礼 谷口蘭 湯川ひな 大山景子 沼倉信子 田中恭子 |
配給 | テレビマンユニオン |
制作国 | 日本(2015) |
上映時間 | 87分 |
公式サイト | http://aekanaru-movie.com/ |
(C)2015 テレビマンユニオン
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