アクトレス~女たちの舞台~ 作品情報

あくとれすおんなたちのぶたい

過ぎゆく時間と女たちの苦悩と孤独

アクトレス~女たちの舞台~のイメージ画像1

国際的に活躍する大女優マリア・エンダースは、駆け出しの頃に世に出るきっかけとなった舞台劇「マローヤのヘビ」の劇作家で、先頃急逝したメルヒオールの山荘に滞在する。そのリメイク版への出演を、新進気鋭の演出家クラウスから打診されていたのだが、かつて演じた若く美しい主人公シグリットに翻弄される中年女性ヘレナ役へのオファーだった。躊躇するマリアを有能なアシスタントのヴァレンティンが懸命に説得する。

「アクトレス~女たちの舞台~」の解説

若く野心に満ちた20歳のヒロインも、やがて成長し、かつて自分が追い落とした憧れの存在に姿を変える。時の流れには抗えず、すべてを受け入れるしかないのだ。第67回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された本作は、1985年のアンドレ・テシネ監督作『ランデヴー』で脚本家デビューを果たしたオリヴィエ・アサイヤス監督と、20歳の主演女優だったジュリエット・ビノシュとの究極のコラボレーションである。クロエ・グレース・モレッツがスキャンダルまみれの新進ハリウッド女優を瑞々しく演じれば、聡明なヴァレンティンを好演したクリステン・スチュワートは、米国人女優として初のセザール賞受賞も納得の出色の出来。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2015年10月24日
キャスト 監督・脚本オリヴィエ・アサイヤス
出演ジュリエット・ビノシュ クリステン・スチュワート クロエ・グレース・モレッツ ラース・アイディンガー ジョニー・フリン アンゲラ・ヴィンクラー
配給 トランスフォーマー
制作国 フランス=スイス=ドイツほか(2014)
上映時間 124分

(C)2014 CG CINEMA - PALLAS FILM - CAB PRODUCTIONS - VORTEX SUTRA - ARTE France Cinema - ZDF/ARTE - ORANGE STUDIO - RTS RADIO TELEVISION SUISSE - SRG SSR

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、4件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-01-29

そして劇中劇の〈マローヤの蛇〉の斬新な舞台美術・セットと演出…。本編が映画と舞台のジャンルを取っ払った試みで在りながら、シェークスピァ劇の古典の風格を感じて仕舞うのは挿入されるclassicな音楽のせいなのかも知れない?記憶の衰えに抗いながら舞台裏のアクトレスの心と躰は山岳にすぅーと這う雲の揺蕩いに喩えられるのだろう。

最終更新日:2019-10-09 14:29:33

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