第七天国 作品情報
だいななてんごく
O・ストロングの舞台劇を映画化
シコオはパリの地下を流れる水道の掃除夫として朝から晩まで碌々日の光りも見ずに惨めな生活を送っている若者の1人だった。彼は自分の素性さえも知らぬ独り者で、友達というのも同じ掃除夫の「溝鼠」とタクシー運転手のプウルだけだった。シコオの障害の目的は下水掃除夫から道路掃除夫に出世して日の光を浴びることだった。そして早く然うなるように彼は神に願ったが少しも効き目が無いので無心論者となった。しかし彼は自分が偉い男だと信じてちあ。彼は貧民街の下宿屋の7階の屋根裏部屋に住んでいて、そこを第7の天国と名付けていた。ある日の夕方仕事を終えた彼が下水道の口から首を出すと、1人の可憐な若い女が年高の怖い顔をした女に鞭うたれて倒れていた。シコオは大声を出して怒鳴りつけ小雀を荒鷲の手から救ってやった。彼女等は姉妹で姉はナナと呼ばれ妹はディアヌといった。
「第七天国」の解説
オースティン・ストロング氏作の舞台劇を映画化したもので、ベンジャミン・グレイザー氏が脚色し、「なまけもの」「秘密」「待てば海路の日和とか」等と同じくフランク・ポーザージ氏が監督した。主役は「青鷲」「誉れの一番乗り」出演のジャネット・ゲイナー嬢と「戦艦くろかね号」「決死隊」出演のチャールズ・ファーレリ氏とが演じ、デイヴィッド・バトラー氏、アルバート・グラン氏、グラディス・ブロックウェル嬢、エミイル・ショータール氏、ジョージ・E・ストーン氏等が助演している。
公開日・キャスト、その他基本情報
キャスト |
監督:フランク・ボーゼージ
出演:ジャネット・ゲイナー チャールズ・ファーレル アルバート・グラン |
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制作国 | アメリカ(1927) |
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