朽ちた手押し車 作品情報

くちたておしぐるま

故・三國連太郎の鬼気迫る演技に注目

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昭和59年、新潟県親不知。元漁師の安田源吾は、今は仕事を長男の忠男に譲って隠居暮らし。しかし、夜中の徘徊や失禁など認知症の症状が出始めていた。そんな源吾を懸命に介護する妻のトミがある日、倒れてしまう。医師は忠男に、トミが不治の病である筋萎縮性側索硬化症(ALS)で、余命半年だと告げる。死を待つばかりのトミの「殺してくれ」という訴えに悩まされる家族たち。忠男はトミの症状を見かね、安楽死させる事を決意する…。

「朽ちた手押し車」の解説

180本を超える三國連太郎の出演映画の中で、唯一未公開となっていた作品。昭和59年の新潟県の小さな漁村を舞台に、認知症の父親と不治の病にかかった母親を抱えた一家の苦悩を通し、高齢化社会や認知症、尊厳死などの問題を描いた骨太の社会派ドラマ。1984年の製作だが、大手映画会社の配給が決まらず、一部のホールでのみ上映されただけで、人目に触れる事もなくなってしまった曰くつきの映画。撮影当時61歳だった三國が、特殊メイクで80歳の認知症老人になりきり披露する鬼気迫る演技が見どころ。毎年開催されている「お蔵出し映画祭」で2013年度のグランプリと観客賞を受賞。審査員の評価はもちろん、観客の投票でも断トツ人気を集めた。

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公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2014年5月3日
キャスト 監督島宏
製作総指揮増山茂
出演三國連太郎 田村高廣 初井言栄 長山藍子 誠直也 高橋悦史 下條アトム
配給 アークエンタテインメント
制作国 日本(1984)
上映時間 134分

ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、4件の投稿があります。

P.N.「ケピン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2014-07-21

映画を観ていて?これ富山が舞台では…?”と思った。東はずれの富山弁でしたね。今の若い富山人にもわからないんじゃないかな?三国連太郎がとにかく凄かったです。これが未公開だったのはとても惜しい!

最終更新日:2017-01-27 15:42:55

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