金語楼の俺は殺し屋だ! 作品情報
きんごろうのおれはころしやだ
小杉勇が監督した喜劇
落ち目のやくざ都鳥一家の女親分ミキは、世界的な殺し屋“苦が虫の金造”を香港からよびよせ、勢力挽回を計った。ところがその歓迎パーティの準備中、金造とウリ二つの山下敬吉というサラリーマンが一家の者にひろわれた。小心者の彼は退職金五百万円を盗まれ、自殺を計っているのを救われたのである。歓迎パーティの席上、金造は酔って泣きだした。彼は泣き上戸だったのである。あわてたミキは咄嗟に敬吉に黒装束を着せ、殺し屋のかえだまを仕立ててその場をつくろった。拳銃の試し撃ちも、何者かがカーテンのすき間から敬吉の代りにシャンデリアを撃ち落とし、成功に終った。金造の第一回目の仕事は銀行ギャングだった。だがその当日、また彼の泣き上戸がはじまり、敬吉が再び身代りにたった。襲撃先の銀行は敬吉の娘弓子の勤め先だった。
「金語楼の俺は殺し屋だ!」の解説
「この髭百万ドル」の高橋二三の脚本を、「刑事物語 小さな目撃者」の小杉勇が監督した喜劇。撮影は「浅草姉妹」の山崎安一郎。
公開日・キャスト、その他基本情報
キャスト |
監督:小杉勇
出演:柳家金語楼 深町真木子 香月美奈子 南利明 |
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制作国 | 日本(1960) |
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