シネマ歌舞伎『春興鏡獅子』 作品情報

しゅんきょうかがみじし

勘三郎の魂が、ここにある

シネマ歌舞伎『春興鏡獅子』のイメージ画像1

江戸城の大広間。小姓の弥生がお鏡曳きの余興として舞を披露することとなった。秘蔵の獅子頭が祭壇に祀られ、家老らは今や遅しと弥生を待ち構えている。姿を現した弥生は、恥ずかしさに一度は逃げ出すが、観念して舞を披露し始める。手踊りに始まり、習い覚えた踊りを次々と披露していく。やがて祭壇の獅子頭を手にした弥生に、獅子の精が乗り移り、獅子の狂いを見せはじめる。

「シネマ歌舞伎『春興鏡獅子』」の解説

華のある存在感と、明るく奔放な人柄で多くの人に愛され、平成24年12月5日、惜しまれつつ逝去した名優・十八世中村勘三郎。平成中村座やコクーン歌舞伎を立ち上げ、また、串田和美、野田秀樹、渡辺えり、宮藤官九郎、そして山田洋次といった外部の才能とのコラボレーションに積極的に取り組み、数々の斬新な舞台を作り上げて歌舞伎界に新たな風を吹き込んできた。その一方で、彼が大切にしたのは歌舞伎の古典だった。先人たちから長年受け継がれてきた伝統を何よりも尊重した。この作品は、は勘三郎が祖父・六世尾上菊五郎から父・十七世中村勘三郎を経て譲り受け、鍛練を重ねた演目。20歳の年に初演して以来17回演じ、自身が特別に大事にしていた演目である。本作は、勘三郎最後の「春興鏡獅子」となった、平成21年1月「歌舞伎座さよなら公演」での舞台を収録。まさに“心・技・体”の揃った名舞台だと言われている。(作品資料より)

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2015年7月18日
キャスト 出演中村勘三郎 片岡千之助 中村玉太郎 中村歌江 中村吉之丞 市川高麗蔵 大谷友右衛門
配給 松竹
制作国 日本(2013)
上映時間 70分

(c)松竹株式会社

ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「水口栄一」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2020-05-31

我が家の座敷に大きな春興鏡獅子の人形がある。だからこの映画を観た時はとても興味深く、感動した。勇壮な獅子の迫力は忘れられない。勘三郎さんは素晴らしい。

最終更新日:2020-06-05 16:00:09

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