わたしの凡てを('54) 作品情報

わたしのすべてを

菊田一夫の原作を市川崑が映画化

許婚が復員したため北海道に帰って来た北村道子を待ち構えていたのは彼の凍死体だった。彼を愛していた姉のお敏が嫉妬に狂って凍死させ家出してしまったのだ。姉を追って上京した道子は、北海道で会った画家風間厚を尋ねるが会えず、トラックを除けそこなって路上に倒れた所を関という男に助けられ、その後身寄のない彼女が路頭にさまよっているとき再び関に再会した。ところがその二人の側に車をとめたのは、関の勤め先大阪繊維社長令嬢るいと風間だった。るいの親戚で同社の顧問をしている風間は道子をモデルに絵を書き始めるが、道子を愛する関はモデルに反対した。関と道子が夕靄の中で抱擁するのを見たるいは動揺した。るいも関を愛していたのだ。るいの気持を知った道子は姿を消した。大阪繊維は次第に苦境に陥り、「黒マスク」と呼ばれる人気者を頼んで特別ファッション・ショウを開く計画をたてた。

「わたしの凡てを('54)」の解説

菊田一夫の原作より「花嫁の性典」の浅野辰雄、「続思春期」の梅田晴夫、監督の市川崑(愛人)の三人が共同してシナリオを書いている。撮影は「伊津子とその母」の三浦光雄、音楽は「花吹雪男祭り」の服部良一である。キャストはミス・ユニバース・コンテスト第三位の伊東絹子が第一回出演するほか、「芸者小夏」の池部良、「伊津子とその母」の有馬稲子、「美しい人」の上原謙、「かくて自由の鐘は鳴る」の二本柳寛などである。

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督市川崑
出演池部良 有馬稲子 伊東絹子 上原謙
制作国 日本(1954)

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最終更新日:2016-02-12 16:14:29

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